新生銀行ですか スルガ銀行救済

5/13 夕方、日本経済新聞電子版が「スルガ銀、新生銀と資本・業務提携へ 不適切融資1兆円規模」というニュースを伝えています。【イブニングスクープ】とかいう見出しもあって、日経のスクープなのかと思ってググってみたら、あちこちで報道されてました。なんだ、それ。今朝の日経ではどんなふうに出るんでしょうね。

見付けたニュースの中ではダイヤモンドオンラインが一番詳しかったような気がします。「スルガ銀の支援先選定、ノジマとSBIの一騎打ちに金融庁が「待った」で混迷」というタイトルです。読んだ通りなんですが、ノジマとSBIが最有力で進んできたものの、最終段階になって、金融システムの安定を気にした金融庁が銀行による支援にこだわりを見せ始めたということだそうです。

りそなはないよね

当初、りそなホールディングスと優先的に交渉を進めていたようですが、りそな側が資本提携まで踏み込まず、あくまで業務提携にこだわったようです。っていうか、りそな自身のレオパレス問題。施工不良地獄に陥っている賃貸アパート大手、レオパレス21向けの融資の多さを考えると、もう一つ問題児を抱え込むなんてのはないでしょう。という感じです。

ノジマはありかも

金融庁のこだわりは分からないでもないんですが、まったく別業界のノジマは面白いかもと思いました。ダイヤモンドの記事では「ノジマは17年に富士通から買収、個人向けインターネット接続事業を手掛けるニフティのほか、携帯電話販売の大手代理店ITXなどを傘下に抱えている。こうした企業群とスルガ銀行を有機的につなげることで、先進的なフィンテック事業を手掛ける銀行に生まれ変わらせるという戦略を提案しているもようだ。」とあります。

銀行以外の業種からどんどん参入してくる時代なんですから、銀行以外の会社がスルガを再建してみるのも良いですよね。別に今までと同じ銀行に再生したってしょうがないんですから。そんな銀行もう生き残れませんし。まったく新しい銀行として生まれ変わらせるんだったら、ノジマ、面白そうです。

5/15 スルガ銀行の決算発表だそうで

日経の記事にはさりげなく「スルガ銀、新生銀は15日にも提携を発表する。」というふうに書いています。ダイヤモンドの記事によると、スルガ銀行の決算発表が5/15ということらしく、このタイミングで公表するだろうということのようですね。ちなみにダイヤモンドは新生銀行に決まりとは言ってなくて、「スルガ銀行は5月15日に決算発表を控えている。それまでに支援先を決定し、新たな再建への道を描くことができるのか。時間は残されていない。」というコメントで記事を終わらせています。

トラック業界 長時間労働の限界

5/10 日本経済新聞に「トラック長時間運転 限界 運送業界、負担軽減を要請 荷主に供給網見直し迫る」という記事がありました。長距離を1人の運転手で輸送する従来の仕組みは一段と難しくなり、荷主はサプライチェーンの再構築を迫られている、という記事です。

トラック業界の課題

そういうことだったんだ、と思わず納得してしまいました。働き方改革の掛け声のもと、様々な業界で残業の廃止や短縮が進んでいますが、トラック業界ではほぼ違法状態の営業を続けてきていたんですね。運転手の皆さん大変ご苦労様です。

いつ頃だったでしょうか。観光バスの運転手が過労で高速で大事故。大勢の死者を出してしまって社会問題になったことがありました。トラック業界でももうその寸前、次に何か事故でも起こったら同じことが露呈してしまう、、、というところまで来ているということなんでしょうね。

記事では、「翌日午前中には九州まで届いていたが、厚生労働省が定める運転手の1日の拘束時間や連続運転といった法令を守ると到着は夜中になる。グレーな運用でやってきたが、このままでは事業を続けられない。」という切実な現状を伝えていました。

運転手を2人乗せて、交代で運転するとなると、ルールは守れるかもしれないけど、人件費は2倍になります。当たり前ですけど、コスト競争に勝てなくなりますわな。などと考えていて、ふと気付いたというか、なるほどなと思ったのがトラックの隊列走行です。

ソフトバンクグループなど 自動運転でトラックの隊列走行

「5G」実用化への実証試験について、いろいろと報道されていますが、トラックの隊列走行の実験が盛んに行われています。ソフトバンクや豊田通商、いすゞや日野自動車といった企業名があがってました。トラックによる幹線輸送で先頭車のみを人が運転し、後続車は自動運転で追随する「隊列走行」の実現に向けた取り組みです。経済産業省は22年までに後続車でレベル3~4、25年以降に無人化という目標を掲げて旗を振っているようです。

街中で自動運転、よりは、高速道路での隊列走行の方が、とりあえずハードル低そうですよね。路側から人が飛び出してくることはなさそうだし、信号は少ないし、交差点での対向車との駆け引きみたいなのもなさそうです。

最近アジアで起きている新ビジネスの特徴は課題解決型、、、という話を読んだような気がします。「Iotを使った5G技術によるトラックの隊列走行」日本で一番というか、日本が一番というか。最初に実現しそうなサービスのような気がします。

サブ機 パソコン自作 備忘録

サブ機として使ってきたパソコンがずいぶん時代遅れになってしまったので、10連休中にリニューアルしました。CPUはインテルCore2 Duo、メモリは2GBという、およそ10年前のパーツによる構成。ビデオカードを拡張したりで何とかここまで使ってきたわけですが、10連休で時間はたっぷりということで、久しぶりに自作してみました。

インテルCPU

自作PCにおいてまず最初に決めるのは、CPUを何にするか。CPU市場はインテルとAMDが分け合っている感じなんですが、なぜかインテルのCPU、新しいCPUラインアップへの端境期なんでしょうか、お店に在庫がありません。kuniはこれまでインテルしか使ったことがなかったので、お目当てのCPUを手に入れるのに苦労しました。

で、最終的に手に入れることができたのが、コストパフォーマンスに優れるIntel Core i3の第8世代。価格はCore i5より約1万円安くて、一世代前のCore i5並みの実力だとか。CPUクーラー同梱なのもありがたいです。

ASUS マザーボード

CPUが決まると、そのCPUを乗せるマザーボードも決まってきます。こちらは以前から馴染みのあるASUS製マザーで決まり。ASUSというメーカー、昔からアサスと呼んでいたんですが、最近になって(と言っても数年前かな)エイスースと読むというか、発音するんだそうで、、、いやアサスの方がカッコいいと思うんですがね。同社がそう名乗ってるんでしょうがないんですが。

メモリ SSD

メモリは4GBの2枚挿しで8GBに。ここはあまりこだわりもなく、CORSAIR社製を採用。そして今回最も期待していたSSD。このところ大きく値下がりしてきていたので、頑張ってcrucial製500GBを購入しました。PCケースは従来のものをそのまま使いまわす関係で、SSDのマウンタも合わせて購入です。3.5インチベイに2.5インチSSDを載せるためのものです。

2019年5月 自作機の仕様

CPU:Core i3-8100 (LGA1151ピン)
マザーボード:ASUS ROG STRIX B360-G GAMING
RAMメモリ:CORSAIR DDR4 8GB 2666MHz
SSD:crucial BX500 500GB

使用感

従来使ってきた光学ドライブが繋がらないなど、いろいろトラブルはあったものの、無事稼働しました。OSもWindows10へアップグレードしています。いやいや、とにかく速いっす。このスピードは主にSSDの速さなんでしょう。やはりハードディスクからSSDへの換装は正解でした。
CPUは並みのスピードでしかありませんが、ハードディスクに慣れていたkuniにとっては革命的な速さです。1分くらいかかっていた起動がわずか10秒程度で・・・。PCが遅くてストレス貯めてる方、、ハードディスクをSSDに交換するだけでもかなり速くなると思いますよ。お勧めします。

ネットに舵を切る大手証券 野村 大和証券グループ本社

昨日も野村証券の記事を書いたところですが、今日は少し俯瞰気味にというか、もう少し大きな流れとして動向をとらえてみたいと思います。「野村「猛烈営業」転機に 店舗2割削減など発表」と「大和、ネット証券の新会社 来年にもサービス開始」という二つの日本経済新聞の記事から見えてくることについてです。

野村證券

欧州のトレーディング事業は大幅に縮小するとか、国内では店舗網を再編し、首都圏を中心に30店以上を統廃合する。さらに営業スタイルも見直す。そんな内容の構造改革が報じられたわけですが、今回一番注目したいのは、「対面営業との顧客の奪い合いを意識して、後手に回ってきた」と認めるネットを通じたサービスの強化ではないかと思います。

インターネット証券会社が乱立して以降、若年層の投資家を奪われながらも、店舗と人を軸に据えた対面販売の事業モデルを改革することができませんでした(これは他の大手も一緒ですが)。要は足元の収益のことを考えると、マスの若年層に魅力がなかったわけです。

大和証券グループ本社

こちらはストレートですが、「インターネット証券の準備会社CONNECTを設立した。主にスマートフォン(スマホ)を使った金融商品の取引を手掛け、投資の初心者や、投資になじみの薄い若年層を取り込む」というお話。日経さん、スマートフォンを(スマホ)と説明しなくても良いかと。

大和も野村同様対面との競合に躊躇してきた経緯を修正したいと考えているようで、中核子会社の大和証券ですでにネット取引サービスを提供しているにもかかわらず、別会社を設立という流れになっています。

大手証券に共通した構造問題

若年層の投資家は手数料が安く、パソコンやスマホから簡単に取引できるネットに流れることは分かっていました。しかし、そこで稼げる手数料に魅力を感じなかったわけです。そのため、金融資産が最も蓄積する高齢富裕層のコンサルティング営業に特化してきたと。ところがその高齢者たちが更に高齢化し、当局の強い指導もあってどうにも収益に結びつかなくなってきました。

このままではジリ貧。もう先が完全に見えてきたので、新たな顧客層を開拓する必要に迫られたということですね。野村がまず先に舵を切って見せました。すると大和もネット新会社設立の公表。実は野村の公表よりも大和のネット会社設立の方が4/1で先なんですけどね。

野村、大和は独立系ですので限界が見えてくるのが先だっただけ。メガバンク系の日興、三菱、みずほも置かれた状況はまったく同じです。ただメガバンク系には銀行からの紹介という、別の顧客開拓手段があるため、まだ独立系ほどの切羽詰まった状況になっていないだけ。といいますか、切羽詰まっているけど麻痺しているだけと言った方がいいでしょうか。

このあと、メガバンク系大手3社も同じ路線を志向し、公表し始めると思います。どのくらいタイムラグあるかな。

野村證券はもう限界なのか

「選択」の5月号に「野村証券は銀行傘下入りの運命」という、衝撃的なタイトルの記事が掲載されています。もともと辛口の記事が多い同誌ではありますが、今回もかなりの辛口です。ただ、銀行傘下入りかどうかについては何だか良く分からないままでしたが。。。

内紛

7年前のインサイダー事件で辞任に追い込まれた当時の社長(今は関連会社の社長)が、発言力を増してきており、同氏の周りに集まる一派が、現体制に揺さぶりをかけているというお話。その端的な例として野村アセットマネジメントの社長人事や、ハードセールスの復活があげられています。

ハードセールスの復活

こちらは2月に新規設定した投資信託「野村ハイベータ日本株1903」で750億円を集めたという話。昔だと大した金額じゃないんですが、顧客本位の業務運営を意識して以降、最近ではかなり大きな募集金額と言っていいでしょう。ちなみに、2000年頃の野村だと7000億円くらい募集してましたからね。

選択の記事では、「市場平均よりも値動きの大きい国内株式を選択して投資するものでリスクが大きい」と、その商品性を書いていますが、証券会社が取り扱っている投信の中では、それほど極端にリスクが高い商品でもないと思います。しょせん、為替もデリバもなしの「なま株」ですしね。

さらに、昨年2月にも同様の商品で顧客に損させて、訴訟になっているみたいな話も載ってます。が、その商品はおそらく「野村日本割安定位株投信」なので、今回の商品とはちょっと商品性が違うと思われます。設定は2月末ですから、昨年末のところでは大きくやられていたと思いますが、今はほぼ戻ったんじゃないでしょうか。ちなみにこの商品の新規設定額(募集額)は595億円でした。

ちょっと脱線しましたが、いずれにしても昔のハードセールスでないと(顧客本位の業務運営では)食っていけないというのは本音でしょうし、営業現場にはそういう声があると思われます。そうした勢力を味方に付けた前出の元社長の一派が、昔流の営業に回帰しようとしているというシナリオでしょうか。もちろん、現経営陣の目指している方向性ではないので、内紛を起こしているという構図には見えます。

銀行系証券との合併

銀行系証券との合併なんてことがあるんでしょうか。野村が最強の時代をずっと見てきたkuniにはちょっと想像できない光景です。ただ一方で、野村が何かとおかしくなってきているのも事実です。

昔の上司、と言っても雲の上の方でしたが、野村と銀行系証券の合併を本気で考えてらっしゃる方が居ました。本人から聞いたのではなく、又聞きでしたけどね。当時は「そりゃ無理でしょ」と即答しましたが、、、今ならあるかもしれないなぁ、と思う今日この頃ではあります。