アドフラウドとは

先日のメタバースに続いてIT関連のカナ文字用語です。アドフラウド、この用語は10月中旬に初めて知りました。インターネット広告の閲覧数を水増しして広告費をだまし取る行為のことをアドフラウドと言うんだそうです。ネットで検索しても、今のところあまりヒットしません。

ネットの広告の仕組み

当ブログでもそうですが、閲覧していただくページには広告が表示されます。その広告が表示されたらとか、クリックしてもらえたら、1回につき〇円みたいな感じで広告を出している企業(広告主)からサイト運営者に広告料が支払われる仕組みになっています。

ですから、そのサイトの運営者はできるだけ多くの人に読んでいただけるように、サイトに掲載するコンテンツの質を向上させようとするわけです。kuniも同じです。質が向上しているかは分かりませんが。

アドフラウド

こういう仕組みに対して、頭の良い悪い人たちは、巧妙な手口で閲覧回数を激増させ、広告料を荒稼ぎしているそうで、そうした手口のことをアドフラウドと呼ぶんだそうです。

こうした手口を使う犯罪グループは、まず詐欺用のサイトを用意し、企業などの広告を誘導します。ボット(ユーザーによる逐次操作を必要としない,自律プログラム)などにより、自分たちで閲覧数を不正に増やし、対価として広告収益が懐に入ってくる仕組みを作るそうです。

広告主にとっては、実際には消費者が見てくれてないのに、広告料だけを支払わされているわけですからたまりません。被害は世界中で発生しているそうですが、特に日本が多いようです。反社会的勢力が資金を稼ぐ手段として、薬物の売買に次ぐ規模に膨らむのではないかと言われています。

ただし、今日読んでいただいたように、サイトを閲覧いただく方には直接被害はありませんのでご安心を。