ブロッコリー消費拡大 国の「指定野菜」へ 50年ぶり新顔

農林水産省はブロッコリーを「指定野菜」に追加する方針を決めたそうです。生産量や消費量が増えており、安定供給の重要性が増していると判断し、2026年度の実施を予定。指定野菜への追加は1974年のばれいしょ以来、ほぼ半世紀ぶりとのこと。

指定野菜

指定野菜は全国に流通し、特に消費が多い品目を国が定めています。産地は国が示した需給見通しや作付け指針をもとに生産するんだそう。産地にとっては価格が下がった際の補助金が手厚くなる利点があります。現在指定されているのは、キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ、ピーマン、ほうれんそう、レタスの14品目。

特定野菜

調べてたら指定野菜に準じる「特定野菜」ってのもあるんですね。指定されているのは35品目で、ブロッコリーもこの中に含まれています。つまり、ブロッコリーは特定野菜から指定野菜への昇格を果たすことになるということですね。

特定野菜にも補助金はあるようで、指定野菜はそれがより手厚くなるということみたい。値崩れを起こした際には補助金が出るという安心感が、生産を拡大させる(多い消費を下支える)効果があるということです。理にかなった政策だとは思うんだけど、どうも農業政策には?なものも多くてねぇ。ブロッコリーの指定にケチは付けてませんよ。