11/2、GMOインターネットグループが初めての会見を行いました。いろいろな問題点が見えてきましたが、大きな問題点は2点。いずれもガバナンスの問題に起因したものでした。
まず1点目は、子会社が発見したシステムの脆弱性に関して、トップの社長まで情報が上がっていなかったこと(あくまで社長曰く ※)。ネガティブな情報がトップへ報告されないという典型的なガバナンス不全です。もちろんこうしたケースで責任が問われるのはトップである社長自身です。
そして2点目は、副社長以下の判断で(社長決裁を必要としない)その場しのぎのパッチ対応とみられる「メンテナンス(彼らが会見で使用していた言葉)」に止まる対応で済ませてしまったこと。社長決裁を受けて相応の投資が必要となる本格的なシステム改修を行うべきでした。
こうした一連の構図は、社長への忖度で、手段を問わず品質不正を繰り返してきた「ニデック」と全く同じと言えるでしょう。直接不正にかかわったわけではないけども、ニデックでは社長の責任が非常に大きいという第三者委員会の報告となり、損害賠償責任が問われ始めています。GMOもまた・・・
※ 社長の「私のところには(脆弱性の指摘の)報告が上がっていなかった」という会見内容を前提に