またしても 中部電力で不正行為 廃炉予定の原発でも

中部電力が、廃炉作業をしている浜岡原発(静岡県御前崎市)の1、2号機に関し、「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」に廃炉の費用を請求する際、不適切な手続きをしていた疑いがあることが判明しました。実際より作業が進んだように報告していた可能性などがあるとのこと。「工事費用不正請求問題」。

同社では今年1月、3、4号機の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査をめぐり、想定される地震の揺れ(基準地震動)を過小評価していた(データの捏造)という問題も発覚しています。「基準地震動の過小評価問題」。この時の責任は当時の副社長が辞任して終わってたと思います。

再稼働予定の原発(3、4号機)では申請時にデータを捏造。廃炉予定の原発(1、2号機)では廃炉費用の不正請求。再稼働にせよ、廃炉にせよ、その当局に対する手続きで不正が行われていたということですね。

今度は社長が辞任するんでしょうか。例によって、「この事態を私自身の責任でが収拾し、適切な改善対応にめどをつけた暁に辞任する予定。」か、なんか言って、時間稼ぎですかね。この組織はもう終わってます。これまでの同社のカルチャーをすべて捨てること、まずトップを即刻切ることでしょう。

プルデンシャル生命 営業員の新たな不正 当該営業員はすでに死亡?

プルデンシャル生命保険は8/24、40代の営業社員が架空のもうけ話を顧客らに持ちかけ、金銭を詐取していた疑いが新たに判明したと発表しました。当初の不正発覚後もパラパラと新たな不正等の発覚が報じられてきた同社ですが、今回の事案はこれまでとは少々違った展開になりそうな気配も。

事案の特徴は、不正な投資勧誘や金銭詐取の発覚を受け新規営業を自粛した2月以降に起きていた可能性があるという点です。営業員にすれば、自粛中の不正行為は社内的にも対顧客面でも明らかに目立ってしまい、簡単に発覚してしまうだろうという警戒心が働いたはず。

にもかかわらず、金銭詐取を実行していた。よほど追い詰められていたのか、大きなリスクを冒しても金が必要だった。そんな状況が想像できます。そしてその後に本人が死亡しているわけです。被害者は契約者や知人、プルデンシャル生命の社員にも及んでいる可能性があり、被害額は1億円を超える見通しとも。普通、最も身近な知人や会社の同僚には手を出しません。

プルデンシャルの公表資料では、「当該営業社員については、既に亡くなっていることを確認しております」とだけ書かれています。自殺ではないかと推測されていますが、亡くなった背景、経緯については不明です。とんでもない大きなリスクを冒して1億円以上かき集めておいて自殺というのも今一つしっくりこない感じ。

木原官房長官 「九州応援割」を検討?

木原官房長官は8/22、熊本県内の被災地を視察しました。視察後、熊本市で記者団に観光需要を喚起する具体策を支援パッケージに盛り込む考えを示したとのこと。「九州地域全体の誘客に資するプロモーションを実施していきたい」と話したといいます。

木原氏は衆院熊本1区選出で、同県は地元なんだそう。道路や農地、また水道など、甚大な被害が生じ、インフラを速やかに再建するということもおっしゃっていて、その発言には当然のこと、賛成なのですが、 「九州応援割」にはちょっと違和感が。

 「九州応援割」とは、観光需要を喚起する具体策として、九州地域全体の誘客に資するプロモーションなんだそう。被災地の皆さんが被災前の生活を取り戻すための支援、今回の経験を生かしてインフラ等の更なる高度化を目指す支援が求められるのだと思います。

他県民の九州への観光を促進するというのはどうなんでしょう。余震による観光客までも含めた被災のリスクって考えないのかな。なんて書くと、余震の恐怖を煽る風評被害だ、なんて言われるかもしれないけど、国が政策で実施するとなると、リスクマネジメントが甘いような気がします。

「国が割引までして推奨してるんだから、もう大丈夫ってことでしょ。」って感じる人もいるんじゃないかと。政治家によるオラが地元への利益誘導っていう見え方もイケてないし。

清水港の造船所で 大型船舶火災事故

8月21日午前9時ごろ、静岡県静岡市清水区三保の清水港付近において、修理作業中だった大型船舶の内部から出火する火災が発生しました。この事故により作業員1人(中国籍、40代)の死亡が確認され、9人が病院へ救急搬送(いずれも軽傷とみられる)されたとのこと。

火災事故が発生したのはカナサシ重工という会社。明治時代に大阪で創立され、その後昭和になって現在の清水港に移転。平成26年に、村上秀(ムラカミヒデ)造船株式会社の100%子会社になっています。資本金は1003万円。両社とも上場企業ではありません。調べた限りでは上場企業の傘下にも入っていないようです。

発生原因については、消防関係者によりますと、船首の底の部分で、溶接・溶断作業に使う可燃性のガスが漏れて引火した可能性があるということです。会社側は、「事故の原因などを調査して1週間から10日をめどにホームページでコメントを含めて公表する」としています。

冒頭で修理作業中の事故と書きましたが、一部の報道では「新造中の事故」としているものもありました。カナサシ重工の社長は報道陣に対し、「事故が起きたことについては大変申し訳なく思っておりますし、再発防止に努めなくてはいけないと思っております」と答えていました。

東武日光線 新鹿沼駅構内で接触事故 作業員4人が死亡

20日午前10時45分ごろ、栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅の構内で、東武日光発浅草行きの特急列車スペーシアX2号と、男性作業員4人が接触しました。4人は全員死亡したとのこと。

同駅は特急停車駅で、停車するため構内に進入してきたスペーシアX2号が、除草作業のため線路上にいた4人の作業員と接触したとのこと。作業員は計10人いましたが、他の7人にケガはなし。報道等では接触と呼んでますが、明らかにホーム下ではねられてるってことですね。

ちなみに、乗客約50人と乗員に負傷者の情報はないそうです。複数名の作業員がホームではねられちゃった事故って記憶にありませんね。電車が侵入してくるのを監視し、作業員に線路から出るよう指示する見張り役が居たはずだけど、どうなってたんでしょう。

除草作業中とのことで、草刈り機(刈払機)の音がうるさくて、警告音や指示が聞こえなかったかもしれませんね。しかし、いつも行われてる安全管理対策だろうにどうして?単なる不注意では済まされません。