新潟県警 女性巡査長がひき逃げ からの組織的隠ぺいまで

新潟西警察署交通課の30代の女性巡査長が、出勤途中に男子高校生をひき逃げしたとして、書類送検されていたことが10月14日までにわかりました。今年7月8日朝、マイカー運転中に自転車の高校生に接触し、けがをさせたにもかかわらず、救護措置を取らず、警察へ通報しないまま立ち去ったとのこと。

おまけに、立ち去る際、現金1万円を手渡し、偽名とウソの電話番号を伝えていたようです。なんともけしからん話です。巡査長は事故を起こしたあと、そのまま警察署に出勤。体調不良と伝え、早退した後、署に出頭したということです。

事故直後に女性巡査長は事故の隠ぺい図っています。その後出頭したとはいえ、です(隠ぺいその1)。9月17日には書類送検と減給処分を受け、その日のうちに自主退職しています。そして、さらに1か月間、県警本部は現職の警察官がひき逃げ事件を起こしたことについて発表していませんでした(隠ぺいその2)。

県警の警務部長は「言語道断の行為である。職員に対する指導を徹底し、再発防止に努める」などとコメントしているそうですが、個人の行為に止まらず、県警という組織としての対応も然り、では?

吉野工業所 栃木県小川第二工場で火災事故

10/12、午前5時10分ごろ、栃木県那珂川町小川の吉野工業所小川第二工場で火災事故が発生しました。。那珂川署によると、出火当時、工場敷地にいた従業員46人は全員避難して無事だったとのこと。

吉野工業所は、東京都江東区大島に本社を置き、国内に20拠点以上、海外にも3拠点を構えるプラスチック容器等を製造するメーカーです。資本金は4億円、従業員数は3000人超、売上高は2000億円を超える立派な企業です。未上場企業ですが、上場企業並みのサイズですね。

敷地内にある製品などを保管している倉庫付近から出火したとみられるとのこと。石油から作られるプラスチック容器ですから、よく燃えます。翌13日も消火活動が続けられていますが鎮火のめどはたっていないということです。直接の生産設備への影響はない模様。

しかし、那珂川町・那須烏山市(偶然だと思うけど、今、失格大臣の話題で注目されている地区)などで一時およそ7200軒の停電が発生し、この火事が原因の可能性があるとみて調査しているとのこと。ちなみに、同社は上場企業ではありませんが、発生日当日に同社ホームページで「小川第二工場における火災の発生について」を公表しています。

アサヒ、キリン、サントリー、サッポロのカルテル ビール類の次は缶チューハイ

「アサヒビール」「キリンビール」「サッポロビール」「サントリー」の4社は、ビールなどの生産者価格を事前に調整するカルテルを結んだ疑いがあり、公正取引委員会の強制調査を受けました。さらに、4社では、缶チューハイについても価格調整を行っていたとみられることが、その後の取材で分かってきたようです。ビール類の調査の過程で酎ハイも一緒やないかぃ、ってな具合でしょうか、まぁ、当然の流れでしょうね。

ビール類のカルテルについて、強制調査が入ったと報じられた際、公取委の上の方の方が、物価高に便乗した価格カルテルについて「厳正に対処する」とおっしゃってました。その際の言い回しで、「まずは今回のビール類について徹底的に調査する。とも言ってました。

この「まずは」という表現は何を意味していたのか。この後は缶チューハイもやるよ、とか、酒類全般をという意味だったのか。いや、もっとデカい案件が控えてそうな気もします。例えば、AI開発・普及に大きな影響を与える半導体産業とか・・・。こういう展開になると、株式市場や景気全般への影響も考えられるだけにちょっとイヤですね。

プルデンシャル生命保険 営業員157人で約61億円だと

プルデンシャル生命保険は10/8、営業社員らによる金銭詐取問題を巡る調査委員会の報告書を公表しました。営業成績重視の企業文化が不正の要因となり、経営陣がリスクを認識していたにもかかわらず、改善策など適切な対応をとらなかったと結論づけています。

今年1月の第1報では、社員や元社員ら100人以上が顧客から総額31億円ほどを不適切に受け取っていたという内容でしたが、調査委員会による調査結果では倍の約61億円に。関わった営業員の数も157人に増加しました。やはり物凄い規模の不正になりましたね。同事案に関わった社員157人は処分済みとのこと。

改善策では、最低保証給の導入や顧客のアフターサービスに対する報酬比率の引き上げ、新規契約あたりの販売手数料の支給期間の変更といった施策が並んでいますが、要はこれらをやっていく限り爆発的な収益は望めず、そこらの生命保険会社と同じレベルの収益率になっていくということ。

これだけの悪評を引き摺りながら、普通の保険会社になっていくとすれば、この会社、もうおそらく復活できないでしょうね。じきに、会社としての同業者への身売りや、それでも残った従業員たちの転職あっせん・・・みたいなフェイズになっていきそうです。

タイムズカーの次は焼肉きんぐ あなたも被害者 勢いを増すサイバー攻撃

大手企業へのサイバー攻撃が相次いでいます。9月以降で20事案以上。大量の顧客情報が流出し、各社とも対応に追われています。タイムズカーでは660万件の個人情報(免許証の画像含む)が流出 し、「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションも、約1078万件の漏洩(ろうえい)を発表しています。

とうとう悪用可能な高性能AIを低コストで利用できる状況になってきたって感じですね。「AIが人類を滅亡させる」みたいな話もありましたが、その前にAIによるサイバー攻撃への防御の方が優先ですよ。「コストが、コストが」などとやらない理由を言ってないで、システムの対応・対策を急ぎましょう。

攻撃目的が

これまでは大企業を狙って情報を取得し、それを人質にして金を脅し取る。というのが攻撃者の目的になっていましたが、足もとで流行っているのは個人情報等を手に入れ、露骨に当該個人を標的にしているところ。本物のハッカーではなく、素人っぽさを感じさせます。まだまだ増えそうですね。

漏えいした情報が悪用される例も既に出ています。漏れてしまった情報は取り戻せません。不幸にもその対象となってしまった個人の皆さん、くれぐれもフィッシング等の手口に引っかからないように。