株式会社IDホールディングス 従業員による不正行為が判明

株式会社IDホールディングスは9/15、「当社グループの従業員による不正行為に関するお詫びとお知らせ」を公表しました。同社グループにおいて、従業員1名が、その業務上の立場を利用し、委託元の顧客1法人が所有する事務関連備品等を無断で持ち出し、事務用品買取業者へ売却していたとのこと。

IDホールディングスは、システム運営管理、ソフトウエア開発が主力サービス。ITシステムのプラットフォーム設計・構築、ソフトウエア開発、クラウド、サイバーセキュリティ、コンサルティング・教育まで幅広く手掛けています。持ち株会社化する前はインフォメーション・ディベロプメントという社名でした。

どの子会社で発生したんでしょうか。業務上の立場を利用し、委託元の顧客1法人が所有する事務関連備品等を無断で持ち出し、事務用品買取業者へ売却。従業員はこの不正行為により、代金として約122百万円を不正に領収したことが判明しているようです。同社の業態で、「事務関連備品等を無断で業者に転売」、というのもよく分かりません。第2報を待ちましょう。

なお、同社では同日組織変更と人事発令を公表しており、社長直轄の「業務リスク管理部」を新設し、今回の不正行為事案を契機として、業務管理体制および内部統制のさらなる強化を図る(当然この事案の調査も同部が引き継ぎ継続)としています。そつのない対応が行われている印象ですね。

中部電力 浜岡原発の審査取り下げ 会長、社長は引責辞任

9/11、中部電力が浜岡原発(静岡県)3、4号機の再稼働に向けた審査をめぐってデータを不正に操作した問題で、中部電が原子力規制委員会に申請していた審査の取り下げも含めて検討しているとの報道がありました。そしてその翌日、中部電力が審査の継続を断念した、と日本経済新聞が報じました。

公表するにあたり、社内の調整や当局との相談、地元民、国民などの反応を確かめようとしてたんですかね。不祥事をおこした政治家みたいなことしてます。結果的に審査の取り下げとなったんですが、この第一報を伝えた日経の記事を見ると、「政府関係者が明らかにした」としています。

で、昨日、中部電力は会長と社長が引責辞任すると発表。この流れからすると、政府、環境省の石原大臣や木原官房長官あたりの判断で、まずトップを辞めさせろ、ってことになったということでしょうね。もはや中部電力内におけるガバナンスの問題では納まらなくなったということ。

日本においても原発の再稼働は喫緊の課題。まずトップをクビにして、不正に関する課題を一掃、政府主導で速やかに再申請に持っていきたいというところでしょう。中部電力はもう終わってます。

アップルが折りたたみ式のiPhoneを発表 36万円は高いか安いか

アップルは9/10、折り畳み式のiPhoneを発表しました。なんと、その価格は36万4800円から、最も高いモデルは57万4800円だそうです。高っ!と思いましたか?それとも欲しい!と思いました? kuniの世代(昭和生まれ)は明らかに高っ!って感じました。他の方もおそらく。

しかし、これ、本当にお高いんでしょうかね。Kuni達の世代は自動車が必需品でしたし、ステイタスでもありました。ところが今では車どころか免許も持たない人が増えています。この時代の必需品は明らかにスマホにシフト。これがないとおそらく多くの人が生活していけません。

時代背景をもとに、車にスマホがとってかわったと考えれば、36万円は高いのかどうか。車は一日のうちほとんどを駐車場で待機していますが、スマホの利用頻度といったら凄いことになっていますよね。生活に必要なあらゆるデータが保存され、そのデータが様々な場面でアプリで使われ生活を成り立たせています。

付加価値(その商品を使うことでどんなことができる?)という観点から考えると、スマホはまだまだお高くなっても売れる商品であり続けるんでしょうね。ちなみに、kuniの利用頻度・依存度くらいではこの価格のスマホはムリですが。

フラフープ悪用 車窃盗事件 リレーアタック

9/10付け日経によると、埼玉県警は9日までに、車2台を盗んだとして住所不定、無職の容疑者ら男2人を窃盗の疑いで再逮捕したそうです。市販のフラフープにコードを取り付けてアンテナのような機器を自作し、電子式の鍵から出る微弱な電波を増幅して誤作動させる手法で車を盗んだとのこと。

中継役が車の保有者の住宅に近づき、フラフープを使ったアンテナのような機器を向けて車の鍵の電波を収集。車の近くに待機する窃盗役が別の機器で電波を受信し、車のドアを開けて持ち去るという手口だそう。

近年多くの車で採用されている「スマートキー」の仕組みを悪用して車を窃盗するリレーアタックという手口のことで、日本では2017年頃から被害が発生し、現在も増加傾向にあるようです。

スマートキーを採用する車にお乗りの方、スマートキーを玄関付近などに置かないとか、スマートキーを電波が遮断できるケースに入れておく、といった対処法(他にもいろいろ)があるようですので、ぜひご対応を。この日経の記事、フラフープなんかを使った素人のアンテナでも窃盗が可能。という警告です。

「お一人様経理」 不正の温床

9/3付け日本経済新聞に、「〈中小企業リーガル処方箋〉給料水増し5000万円 『お一人様経理』、振込依頼操作」という記事がありました。この記事では、実際に起きた中小企業での不正を例に、経理担当が1人の中小企業の危うさを書いています。

しかし実はこれ、意外に上場企業クラスでも言えてる話なんです。経理部には複数名が所属しているけど、実務にしっかり通じているのは一人だけで、そのため他の者によるチェック機能が働いていないという状態。実質的な「おひとり様経理」です。子会社の経理担当なんてまさにおひとり様ですしね。

本来の口座ではない自身や自身の身内が管理している口座に会社の金を振り込む、といった不正を何度見てきたことか。同族企業などでは、経営陣が不正に会社の金を利用したりする際、おひとり様経理は非常に使い勝手が良い、なんてケースもありますね。不正が発覚した場合に、おひとり様経理に責任を押し付けて・・・という対処も可能だったりします。

いずれにせよ、金の出入りに関するチェック体制は最も重要なポイント。あなたの会社で「おひとり様経理」は発生していませんか?まず、そこの確認からはじめましょう。首を突っ込んだが故に、上から睨まれたりしても、kuniは責任取れませんが。