ニデック 取締役会が社長解任決議?

ニデックは9/28、「当社に関する一部報道について」を公表しました。「ダイヤモンドオンラインにおいて、当社の代表取締役社長の解任決定や1兆円規模の減損等が報道されております。役員変更及び大規模な減損処理について検討をしているのは事実ですが、現時点で当社として決定した事実はございません。」という内容。

検討はしているが、まだ決定したわけではない。という言い分ですが、ダイヤモンドオンラインでは、「9月25日(先週末の金曜日)に開いた臨時取締役会で、岸田光哉社長の解任を決議していたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。」としています。

社長解任を決議していた、というのが誤報なのか、決議はしたものの、その事実を公表できない状況なのか。なんともよく分かりません。28日の株式市場では同社株はストップ安売り気配となっており、株主はまたしても失望している様子がうかがえます。

しかし、後者のようなことがあり得るのでしょうか。現取締役会では決議したものの、取締役会より上の実権者の了承が得られなくて・・・。みたいな従来と何も変わらないパワーバランスが今も残ったまま、なんて状況だったりして。

サンテック 取締役会の実効性評価

サンテックは6/25、「当社取締役会の全体としての実効性の評価結果の概要について」を公表しました。独立社外役員会による評価の結果は、昨年同様「概ね良好」という結果だそうです。評価軸そのものがどうなんだろうとは思いますが、、、概ね良好だそうです。

実効性評価

取締役会の実効性評価。kuniもこの業務に直接関わったことがないので、肌感覚はありません。しかし、評価項目の中に「取締役会の支援体制、ガバナンス体制、実効性全般」というのがあって、役会の実効性を評価するにあたっては配慮すべき事件があったのでは?という疑問が残ります。

事件は個人だけの問題ではない

当ブログでも取り上げましたが、同社では2021年3月期に、従業員による1億3400万円にのぼる横領が発生しました。行方不明となっていた当該従業員が車中での死亡が確認されたという結末。

社内調査委員会の調査結果や再発防止策等では、もっぱら社員の再教育に重点が置かれている印象でした。3月には役員報酬の一部返上を公表しましたが、その理由としては「太陽光発電所建設工事における利益率低下」だけがあげられており、従業員による不正行為は一言も触れられていませんでした。

当初は太陽光発電所の件と併せて従業員の不正に関する処分を考える予定、、、といってたのに、いつの間にかこの話題はフェードアウト。で、取締役会の実効性については概ね良好という結果。

1億円を超える横領事件でしたが、これはあくまで従業員個人の問題で、それを許してしまった同社の経営には問題ないという結論。これには、やはり違和感があります。kuniだけでしょうか。24日(木)に株主総会が開催されてるようですが、株主からはこういう指摘、質問は出たんでしょうかね。