プルデンシャル生命保険は10/8、営業社員らによる金銭詐取問題を巡る調査委員会の報告書を公表しました。営業成績重視の企業文化が不正の要因となり、経営陣がリスクを認識していたにもかかわらず、改善策など適切な対応をとらなかったと結論づけています。
今年1月の第1報では、社員や元社員ら100人以上が顧客から総額31億円ほどを不適切に受け取っていたという内容でしたが、調査委員会による調査結果では倍の約61億円に。関わった営業員の数も157人に増加しました。やはり物凄い規模の不正になりましたね。同事案に関わった社員157人は処分済みとのこと。
改善策では、最低保証給の導入や顧客のアフターサービスに対する報酬比率の引き上げ、新規契約あたりの販売手数料の支給期間の変更といった施策が並んでいますが、要はこれらをやっていく限り爆発的な収益は望めず、そこらの生命保険会社と同じレベルの収益率になっていくということ。
これだけの悪評を引き摺りながら、普通の保険会社になっていくとすれば、この会社、もうおそらく復活できないでしょうね。じきに、会社としての同業者への身売りや、それでも残った従業員たちの転職あっせん・・・みたいなフェイズになっていきそうです。