株式会社ノダ 静岡市清水区の工場でまたしても火災事故

株式会社ノダは2/16、「当社清水事業所で発生した火災に関するお知らせ」を公表しました。出火は2月15日(日)午後6時15分頃。鎮火は翌日の午前2時21分。鎮火まで8時間もかかってます。複数の従業員が作業中だったようですが、避難してけが人はなかっとのこと。

この会社、2024年11月にも同じ工場で火災を発生させており、その際は設備の焼損等もなかったためか一切の開示を行いませんでした。ご近所さんにも心配かけておきながら一切の開示なし。当ブログでもその姿勢に疑問を持ち取り上げています。

その時、「この会社またやりそうだな」と思いましたが、案の定。今回はさすがに開示しましたが、まさに最小限の開示のみ。人的被害はなく、物的被害及び生産への影響等について、損傷設備の点検と必要資材の確認を進めていくとしています。

火災が発生しやすい業態だからしょうがない。ではなく、だからこそ高度のガバナンスが求められるのでは?

Terra Drone(株) 昨年末発生した火災事故

Terra Drone(株)は1/30、「当社海外子会社で発生した火災につきまして(第四報)」を公表しました。海外子会社で火災事故が発生という一報は知っていましたが、ここまで大きな被害が出ていたとは。

火災事故の発生は昨年12月9日。同社インドネシア子会社(99.9%連結子会社)ジャカルタ本社でのこと。被害の状況は、死亡者 現地社員22名(男性7名、女性15名)、 負傷者 現地社員15名だったそうです。負傷者については全員が治療を終えて退院し、現在は順次業務に復帰しているとのこと。

出火原因については、廃棄対象であったバッテリーの一つが、同社インドネシア法人の担当社員により社内規定に沿わない形で取り扱われ、ツールボックス上に積載された結果、何らかの要因で落下・発火したことに起因すると認識しているとのこと。

インドネシアでの事故のため、あまり報道は見かけませんでしたが、この人的被害は物凄いことになってます。国内での事故であれば大騒ぎになっていたでしょうね。

入居していた建物が、建築物安全法に基づき設置および維持を義務付けられている排煙設備、防火区画、防護・消火設備、安全な避難経路等の各種設備に不足があったとしており、まだまだこの後も係争含めて揉めそうです。

日本コークス工業 北九州事業所でまたも火災事故

少し前になりますが、日本コークス工業は1/5、「当社北九州事業所火災発生の件」を公表しました。昨年12/31に、福岡県北九州市若松区の北九州事業所コークス炉において、石炭搬送用ベルトコンベアの火災事故が発生したということです。

1年前にも

この工場では2024年の12月にもガスラインで爆発が発生、20~50代男性作業員3人がやけどを負いました。またしても・・・なんですね。以前当ブログでも書きましたが、昔は三井鉱山という社名で工場火災や爆発事故の常連さんです。

コークスというのは、石炭を乾留(蒸し焼き)して炭素部分だけを残した燃料のことです。それほど燃えやすい素材を扱っているため事故も多くなってしまう。という一面は理解するものの、毎年のように事故が発生するというのはやはりガバナンスに問題を抱えていると言わざるを得ません。

今回は人的被害はなかったとのことですが、東証プライム上場企業としてしっかりしてもらいたいものです。事故から既に10日が過ぎようとしていますが、コークス炉は操業を停止したまま、今のところ操業再開は出来ていないようです。

東京ボード工業 また工場火災ですか

東京ボード工業は12/2、「(開示事項の経過)佐倉工場製造ラインの復旧目途に関するお知らせ」を公表しました。11月にまたしても佐倉工場で火災を起こしていたんですね。マジで懲りない会社です。

当ブログが取り上げた同工場の火災事故だけでも、2023年1月、2024年12月に起こしています。そのたびに開示では事故を矮小化するかのような表現を繰り返し(今回は小火と表現)、毎度焼けてしまった機械が海外製のため海外から技師を呼ぶので復旧に時間がかかりますというオチがついてます。

主力工場で、ここが稼働しない期間は業績に大きなインパクトがあるというのは何度も経験してきたはずですが、何度事故を起こしても態勢の改善が見られません。東京ボード工業のガバナンスっていったいどうなってるんでしょう。株価も全然下げ止まる気配がありません。上場廃止もそろそろ視界に入ってきたんじゃないかな。

今日は少々端折った書きぶりになりましたが、詳細は過去記事でご確認ください。

コスモエネルギーホールディングス 子会社コスモ石油堺製油所で爆発事故、4人搬送

少し前になりますが4/10、コスモ石油の堺製油所で爆発事故が発生しました。親会社の開示も、コスモ石油のお詫び等もなかったため(これは良くないよホントに)、気が付きませんでした。この爆発事故で4人が病院へ搬送されましたが、いずれも命に別条はないということです。

コスモエネルギーホールディングス

今ではコスモ石油は持ち株会社の子会社になっており、取引所に上場しているのはコスモエネルギーホールディングスとなっています。ほかに、コスモエネルギー開発(資源開発)やコスモ石油マーケティング(石油製品販売)を傘下に抱える東証プライム上場企業です。

事故の概要

屋外で硫酸成分を純度を高めるためにヒーターで加熱した際に爆発し、機械のパイプのつなぎ目が破裂。この事故で破片があたった作業員1人が擦り傷を負い、爆発による耳鳴りを3人が訴え搬送されました。

大事には至りませんでしたが、コスモ石油では2006年、2011年(東北地方太平洋沖地震)にも千葉製油所で爆発・火災事故が発生しています。2022年にはガソリンや重油など18品目の品質検査でも不正行為が発覚しています。現場や従業員を大切にしない、、、カルチャーがあるんですかね。