8月21日午前9時ごろ、静岡県静岡市清水区三保の清水港付近において、修理作業中だった大型船舶の内部から出火する火災が発生しました。この事故により作業員1人(中国籍、40代)の死亡が確認され、9人が病院へ救急搬送(いずれも軽傷とみられる)されたとのこと。
火災事故が発生したのはカナサシ重工という会社。明治時代に大阪で創立され、その後昭和になって現在の清水港に移転。平成26年に、村上秀(ムラカミヒデ)造船株式会社の100%子会社になっています。資本金は1003万円。両社とも上場企業ではありません。調べた限りでは上場企業の傘下にも入っていないようです。
発生原因については、消防関係者によりますと、船首の底の部分で、溶接・溶断作業に使う可燃性のガスが漏れて引火した可能性があるということです。会社側は、「事故の原因などを調査して1週間から10日をめどにホームページでコメントを含めて公表する」としています。
冒頭で修理作業中の事故と書きましたが、一部の報道では「新造中の事故」としているものもありました。カナサシ重工の社長は報道陣に対し、「事故が起きたことについては大変申し訳なく思っておりますし、再発防止に努めなくてはいけないと思っております」と答えていました。