三井ハイテック 決算短信をホームページでフライング掲載

株式会社三井ハイテックは3/13、「適時開示前の決算発表資料を当社ウェブサイトへ誤掲載した件に関するお知らせとお詫び」を公表しました。前日3/12の引け後に開示する予定の資料を、誤ってそれよりも早い時間に同社ホームページで掲載してしまったということです。

三井ハイテック

三井ハイテックは、高度な精密加工技術を基幹技術として、電機部品のモーターコア、電子部品のリードフレームを主力製品とする企業です。プレス用精密金型や、平面研削盤などの工作機械も手がけている東証プライム上場企業です。

フライング掲載

時系列でみると、まず発表当日である3/12の10:45~14:25までの間、同社ホームページで決算短信等をフライング掲載。その後15:10に東証で適時開示という流れ。3時間以上もフライング掲載されてたんですね。

原因は同社ウェブサイトへの掲載準備作業段階での誤操作、としています。このブログもそうなんですが、掲載準備の段階で公開日と公開時間を設定出来るんですね。この設定をせずに登録ボタンを押してしまうと、その時点で即掲載されるという仕組みです。

おそらくこういうミスだったかと思われます。しかし、決算にまつわる重要な書類の掲載作業、複数名で指差し確認しながら、みたいな対応しないんでしょうかね。残念。加えて、フライング掲載のお詫びの開示が翌日13:30というのも遅すぎ、これまた残念なことです。