ソニーフィナンシャルグループの親会社ソニーグループ株まで下げが止まらない

ソニーフィナンシャルグループ株がまだ下げ続けています。こういう下げを見せられていると、ついついやっぱりソニー生命でも・・・って考えちゃいます。それどころか、総本山であるソニーグループ株式までが下げ続けてるのも気になります。

ソニーグループ株式会社(上場企業)の100%子会社がソニーフィナンシャルグループ(上場企業)。そのまた100%子会社がソニー生命(非上場企業)です。ただし、ソニー生命に対する疑心暗鬼がソニーグループ株式の足を引っ張っているわけではありません。

下げの原因はメモリー価格の高騰だと言われています。メモリー価格の高騰でゲーム機(プレイステーション)の値上げを迫られることに伴う需要減懸念や、次世代機の販売戦略にも負の影響を及ぼすのではないかとの憶測で下げており、ここにきて個人投資家の損切りがこれを加速させていると。任天堂(Switch2)の下げもおそらく同じ理由でしょう。

ソニーグループは2/5に2025年10〜12月期の業績を発表する予定です。そこでメモリー価格の高騰の影響度合いや今後の見通しが説明されるまで、投資家は手を出せない・・・という展開が続きそうです。映画、音楽などのコンテンツビジネス、イメージセンサーなどの半導体デバイス事業も好調のようで、ここまで売られる株だとは思わないけど。

プルデンシャル生命の次? ソニー生命は大丈夫か

プルデンシャル生命の集団詐欺事件。社長の記者会見を機にメディアでも活発に取り上げられるようになってきました。一方で株式市場では、少々気になる動きが。ソニーフィナンシャルグループ株の下落です。ここのところ毎日のように下げ続けています。

ソニー生命はソニーフィナンシャルグループの100%子会社。今年1月上旬に久しぶりに高値を奪回して好調なふうに見えましたが、プルデンシャル生命の件が明るみに出た辺りから下げに転じ、株価はわずか2週間ほどで180円から153円台(1/26)まで下げ続けています。

もともとソニー生命が1979年に米国プルデンシャル生命との合弁でスタートした会社だっただけに、今回の事件の連想が働きやすかったと思われます。1991年にはプルデンシャルとの関係は無くなって、それ以降、ソニーフィナンシャルグループの100%子会社です。

国内の生保ではかなり成果主義の色合いが強く、過去にはいろいろあったのかもしれません。一時期証券界からも、やり手の営業員がソニー生命に大量に転職していった(kuniの周辺でも少なくとも3人が転職)ものです。「やはりソニー生命でも同様に・・・」なんてことにならなければよいのですが。

nmsホールディングス 特別調査委員会設置に関するお知らせ

nmsホールディングスは1/23、「特別調査委員会設置に関するお知らせ」を公表しました。昨年12月に公表していた、連結子会社パワーサプライテクノロジー(PST)において製品の不具合が発生し、約7億1600万円をPSTが負担することになったという件に関する調査を行うというもの。

PSTが2015年から18年にかけて販売した製品の品質不具合への対応として、取引先で交換対応などに関する費用が発生したとのこと。不具合に対する対応は済んでそうですが、これに関する深堀調査、横展開など、かなり丁寧な調査を実施するようです。

nmsホールディングスは現在、ワールドホールディングスによる買収が進んでいるようで、現在の保有比率は30%弱にまで上がってきているようです。今回の特別調査委員会を設置しての調査はデューデリジェンス(買収や投資に際して、対象企業や資産について徹底的に調査・評価を行うプロセス)の一環ということでしょう。

いずれにせよ、委員会の調査結果を待つしかありませんが、今のところPSTやnmsホールディングスにおいて不正等が起きていたという情報はないようです。

プルデンシャル生命保険 従業員の不正行為(その2)

プルデンシャル生命で発覚した大勢の従業員が行ってきた詐欺行為。日本経済新聞も1/20付けで第2報にあたる記事を掲載していました。当ブログでも指摘していた賠償責任に対する同社の姿勢についても書いてます。

同社のコメント

「顧客との密接な関係を悪用した金銭詐取や不適切な投資商品の勧誘。収入の不安定さから金銭貸借を依頼する事例などが報告されている」とし、同社がとる実績主義・歩合制の問題点を指摘しています。

498人から不適切に受け取った31億円弱のうち元社員らが返還した金額が約8億円。差し引き23億円ほどが未補償となっていることについては、「法的責任を超えた弁済は生保としての健全性・公平性を揺るがす可能性があり、慎重な対応が必要だ」という無責任なコメントも(ここが問題)。

同社としてはこれまでの運用態勢等の問題を認識しつつも、上記のような無責任な対応をとっているわけです。自社の運営・態勢が根本的な原因なのに、生保としての健全性・公平性を盾に弁済から逃げようとするこの姿勢。多分国内生保ではありえない酷い対応だと思います。

リンカーズ株式会社 社長逮捕で株価急騰?

不同意わいせつの疑いで社長が逮捕されたリンカーズ株式会社。開示翌日の前場になんと株価は急騰。前日終値188円の株が9時半過ぎには230円(42円高)まで買われていました。なんと22%もの上昇です。

相場の世界では突拍子もない、理解不能な急騰や急落が起きることはまぁ、あるにはあるんですが、この株の急騰には驚きました。出来高もかなり急増していますから、証券口座の乗っ取り詐欺による買い煽りによる急騰ってのはなさそうな感じ。

メチャ売られるだろうとみていたら、5円安で意外にあっさり値が付き、反騰し始めたもんだから空売りしていた向きが焦って買い戻しに・・・。その買い方の動きを見ていて、ひょっとして裏に何かあるのか?みたいな感じで提灯をつける投資家が一気に増加。そんな感じでしょうかね。

高値を付けた後は反落に転じ、結局のところは、164円(前日比24円安)で大引けを迎えました。まさにジェットコースター相場。200円台とかで提灯つけた人はえらいこっちゃ、ですね。