IMAGICA GROUP eスポーツテーマパーク事業へ進出

IMAGICA GROUPは11/24、「東京eスポーツゲート株式会社への出資と業務提携に関するお知らせ」を公表しました。東京eスポーツゲートは、東京タワーを拠点に、esportsを軸としたエンタメ領域でリアル×デジタルがシンクロする事業を展開し、国内のesports市場の拡⼤を牽引することを⽬指しているそうです。

提携の概要

東京タワー内で2022年4月オープン予定の日本最大級のesportsパーク「RED° TOKYO TOWER」を開発する、東京eスポーツゲート株式会社への出資を決定し、IMAGICAグループである株式会社IMAGICA EEXが、同社と共同で映像デジタルテクノロジーを活用した新しいライブエンタテインメントビジネスを推進する業務提携をしたということです。

IMAGICAグループが持つノウハウを活用して、5階のメインアリーナを次世代ライブエンタテインメントの発信拠点とし、大型4面LEDパネルとリアルタイムで3DCG映像を合成できるXR映像システム「Vizrt」を常設した、リアルイベントとXR映像配信を行う、日本で初めてのハイブリッド型アリーナをオープンする予定とのこと。

eスポーツをはじめとして、音楽ライブ、ファッションショーなど、さまざまなライブエンタテインメントを展開し、メタバースなどとも連携したリアルとバーチャルが融合する新しいエンタテインメントの発信拠点となることを目指しているそうです。なんだかよく分からないけど、メタバースに続く道のりのようで、なかなか面白そうなんです、これが。

株価の方は

この提携ニュースを受けてIMAGICA GROUP株価の方も一時881円まで買われましたが、コロナ南アフリカ変異株の話題で相場全体が崩壊。800円まで売られました。まさに出ばなをくじかれた格好になりましたが、同社株の今後の動向、かなり気になります。

株式会社トリケミカル研究所 上野原本社工場で火災事故

トリケミカル研究所は11/24、「上野原本社工場における火災事故について(お詫び)」を公表しました。11月23日(火)午後4時00分ごろ、同社上野原本社工場で火災事故が発生したとのこと。同日のうちに第2報まで公表されています。

トリケミカル研究所

トリケミカル研究所はCVD(化学気相成長)材料など、半導体製造の際に用いる高純度化学薬品を主力に事業を展開しています。太陽電池製造用材料や光ファイバー母材材料の供給も手掛ける東証1部上場企業です。

半導体製造に用いる高純度化学薬品。これ以上のことはkuniには説明できないんですが、同社の製品は、半導体デバイスの製造において、多岐にわたる工程で用いられているそうです。

火災の概要

同社の開発部において、原料の処理を行う際に操作を誤り発火し、周辺に延焼したということです。人的被害は軽傷者1名(同社社員)で、本社工場の延床面積3,346平方メートルのうち、4階部分の開発エリアの一区画(約60平方メートル)に延焼したとのこと。

この火災は開発エリアにおける事故であり、建物等への被害状況を鑑みても現時点において生産能力への影響は軽微だとしています。

上野原市

上野原市(うえのはらし)は、山梨県最東端に位置する人口約2.2万人の市。またずいぶんと田舎に工場作ったのね、なんて思ってたらこの会社本社もここなんですね。で、東京支社とか支店もなし。確かに研究に没頭するには良い環境かもしれませんが。

東京や大阪といった大都市に拠点を持たない企業ってあるんですね。同社のホームページを見ても、上場企業とは思えないほど質素。けど、独創性を感じさせるというか、いい感じの企業です。

ヨネックス テニスラケット製造工場で火災事故

ヨネックスは11/22、「当社新潟工場における火災について」を公表しました。11月21日(日)午前11時30分頃、同社新潟工場において火災が発生したとのこと。消防車9台が出て消火にあたった結果、火はおよそ5時間後に消し止めらたということです。

ヨネックス

ヨネックスはバドミントン、テニス、ゴルフが3本柱のスポーツ用品メーカー。スポーツ用品事業とスポーツ施設事業を柱に事業を展開。バドミントン用品が主力みたい。知名度はかなり高い企業ですが、今のところ東証2部上場企業です。

創業者の米山さんが、新潟県三島郡(現長岡市)で木製品の製造販売を開始し、昭和30年代にバドミントンのラケット製造を始めました。社名は米山製作所から、ヨネヤマラケット、ヨネックススポーツへ。そして1982年から現在のヨネックスになってますね。

火災の概要

長岡市にある工場で火事があり、従業員2人が煙を吸い込んで搬送されましたが、いずれも症状は軽く、開示の時点で既に自宅に帰宅しているということです。発生が日曜日となっていて、火災はテニスラケット製造工場の排気ダクトのメンテナンス中に出火したと説明されています。

工場火災の事故、いくつか取り上げてきましたが、それなりに火災が起きそうな業者であることがほとんどです。が、ヨネックスの場合はテニスラケット製造工場。で、排気ダクトで火災。どんなふうに発生したのかイメージできませんね。まぁ、人的被害がなくて何よりでしたが。

ヨネックスのラケットを使用する大坂なおみ選手の活躍もあり、ここ最近は業績も好調。今期売上高は2018年3月期以来の過去最高を更新しそうな同社。この火災事故で躓いたりしないと良いのですが。

関西スーパー 統合手続き差し止め 神戸地裁仮処分決定

11/22、神戸地裁は関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の食品スーパー2社との経営統合の手続きを差し止める仮処分決定をしました。当ブログでも取り上げましたが、統合を決めた臨時株主総会の手続きを巡り、食品スーパーのオーケーが示していた疑義を認めた格好です。

差し止めの主張

オーケー側は検査役の報告書に基づき、全ての株主の投票を締め切った後で特定の株主の投票内容が棄権から賛成に変わり、一度は否決されていたH2Oと関西スーパーとの株式交換が可決へと覆されたと主張していました。

オーケーは

オーケーは11/17、差し止めを求めていた関西スーパーマーケットとエイチ・ツー・オーリテイリンググループとの経営統合について、申し立てが棄却された場合は株式買い取り請求権を行使し、保有する関西スーパー株を売却する方針を発表しました。

また、差し止めが認められた場合は関西スーパーのTOB(株式公開買い付け)に乗り出すことも改めて明らかにしています。つまりTOB再開ということですね。

オーケーは関西 スーパー に対するTOB価格を2250円としていましたから、24日の株式市場では関西スーパー株はストップ高比例配分。TOBの話題で2,200円台まで買われ、エイチ・ツー・オーとの統合ということで1,200円処まで売られたと思ったら、TOB復活でまた再上昇。

相場としては面白いんですが、この争い、最終的にどうなるんでしょうね。個人的には関西スーパーの自爆(総会決議の不正な操作)で、旧経営陣が一掃。オーケーの手に落ちてしまうのでは、という気がしています。

株式会社ニップン サイバー攻撃で第2四半期報告書の提出期限延長

ニップンは11/12、「2022 年 3 月期第 2 四半期報告書の提出期限延長に関する承認申請書提出のお知らせ」を公表しました。当ブログでも取り上げたサイバー攻撃によるサーバー等のデータ暗号化。同社システムは壊滅的な状況のようです。

被害の状況

サイバー攻撃を受け、システムは暗号化により起動そのものができず、復旧に向けた技術的手段もない状態だったとあらためて説明されています。オンラインでバックアップを行っていたサーバも同様だとしています。

しかしながら、調査を通じてランサムウェアやマルウェアは見つかっていないということで、攻撃者がシステムに対して直接不正な操作を行った可能性があるとしています。このパターンは珍しいですね。外部よりアクセスされた痕跡はあり、情報が流出した可能性も払拭できていないようです。

第2四半期

今回延長を申請した第2四半期決算にあたっては、従来自動的に処理されていた帳票の作成などを、人手で処理しなければならず、より多くの業務負荷が生じているようです。作業を終えるのは同社において12月中旬、グループでは11月下旬を見込んでおり、監査人によるレビューも通常より時間を要する。というのが延長申請の理由です。

最近では鉄建建設以来の大きなダメージでしょうかね。ニップンではパソコンやサーバを最新の状態に保ち、不正侵入検知システムやマルウェア対策ソフトを導入していたなど、セキュリティ対策を講じていたとしています。

一般的なサイバー対策を取っていたからといっても、攻撃からすべてを護れるものではありません。これ、マジで他人事じゃないです。