東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件 KADOKAWA会長を逮捕

じわじわと拡大してきましたね、五輪汚職事件。最初はAOKIホールディングスでした。次に出てきたのがKADOKAWAです。同社会長が事件に関連して初めてメディアからのインタビューを受けていたときの受け答え。なかなかビシッとしてて良かったんだけど、直後にあっさり逮捕されてしまいました。

昭和のにおいが

この事件、正直言うとあまり詳細情報は知らないんですよね。世間もそうかもしれないけど、オリンピックも終わってしまって、今一つ興味がわかないというか。視聴率もあまり稼げてなさそうな。まだまだ統一教会の方が世間の興味を引いてる感じがしますね。

受託収賄容疑で逮捕された大会組織委元理事が79歳。贈賄容疑の側ではAOKIホールディングスの元会長が83歳だっけ。同じく贈賄のKADOKAWA会長が79歳です。いずれも昭和の時代に大活躍された爺さんたちですね。事件全体からも昭和臭がします。

今の日本を停滞させ、もしくは後退させてしまっているのは、この人たちのように昔の名前で出しゃばってくる高齢の重鎮たちなのかもしれませんね。もちろん昔は非凡な才能を発揮されてきたんだろうけど。肝心なところが時代について行けてなかったり。

反社と一緒やね

今回時代についていけなかったのは、みなし公務員への対応という新しい常識でしょうか。反社会的勢力との付き合いが御法度になったころとよく似ています。反社に関する新常識が欠けていた財界人や政治家、芸能人が叩かれまくりました。

五輪汚職事件、パーク24も名前が出てきましたが、まだまだ拡大しますでしょうか。森喜朗元首相(85歳)も参考人として任意で事情聴取だとか。いつもの流れだけど、政界へも飛び火するんだろうなぁ。

梅毒の感染者が急増してるらしいんだが

9/14付けの日本経済新聞に、「梅毒感染者が過去最多に 9月上旬で8千人超、昨年上回る」という記事がありました。年間で感染者が1万人を超える可能性もあるとのこと。ちなみに、1999年以降で最多だった2021年の同時期と比べ1.7倍だそうです。

梅毒とは

主に性行為によって「梅毒トレポネーマ」という細菌が侵入してかかる感染症だそうです。3~6週間程度の潜伏期間を経て体にしこりや赤い発疹が出たり、発熱や倦怠(けんたい)感などの症状が現れたりします。

痛みやかゆみがほとんどなく、症状が自然に消えることもありますが、完治したわけではなく、他人にうつす可能性があるということです。昔はよく聞いた感染症ですが、いつ頃からかほとんど聞かなくなっていました。たぶん今の若い人達はほとんど知らないんじゃないでしょうかね。

なぜ今拡大?

不思議なのは何でこんな時期に梅毒の感染が拡大するのかということ。めっきり鳴りを潜めていた梅毒が、明らかに感染拡大し始めたのは2015年辺りから。新型コロナの感染拡大を受けて2019年、20年は減少に転じましたが、昨年は3割増、今年はそれ以上に増加ということになりそうです。

まだまだコロナの影響で風俗店なんかも顧客は戻ってないだろうに、なぜ一気に拡大し始めたんでしょうね。昔は風俗が感染を拡大していたんだろうけど、今は風俗店じゃないってことだよね。記事では20代の女性の感染が多いことを指摘しており、「SNS(交流サイト)を通じての性行為で感染」なんてのも紹介していました。

風俗の玄人ではなく、素人の若い女性が感染源となると、こりゃかなりマズいことになりそうです。コロナの次は梅毒ですか。やれやれですな。

楽天 (楽天モバイル) 従業員の不正行為(その2)

先日、楽天モバイルで行われていた従業員の不正行為(キックバック)について書きました。同従業員が共謀していた取引先というのが、物流会社の日本ロジステックという会社でした。どこかで見たことあるような会社だなぁ、とは思ってましたが非上場企業でもあり、そのままスルーしてました。

民事再生法の適用を申請

日本ロジステックの近年の業績拡大に貢献してきたのが楽天モバイルだったようですね。携帯電話基地局整備といえば、楽天が最近最も力を入れてきた分野だと思われます。日本ロジステックは儲かったでしょうし、楽天モバイルから大きなお金が流れていたことは容易に想像できます。

そんな中での不正だったわけです。で、日本ロジステックなんですが、8月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しているんですね。不正を伝える当初のニュースで、「楽天モバイル側の申請に基づいて裁判所が預金口座にあった4億円を仮差し押さえした」なんてのがありました。このことと、直後の、売掛金(おそらく楽天モバイルからの)が入らなかったことが引き金になったということのようです。

9月1日に行われた債権者説明会で会社側は、「主要取引先(楽天モバイルと思われます)とのトラブルが解消すれば事業再生は可能」としていましたが、トラブルの解消の仕方次第でしょうね。キックバックによる着服以外に、粉飾なんかが新たに出てくる可能性も否定はできませんし。

カーボンファーミング カバークロップ とな?

9/11付けの日本経済新聞に、「EUが炭素貯留で法制化 農業、脱炭素の主戦場に」という記事がありました。これまで食糧供給を優先し、農業は温暖化ガスの排出削減の対象外としてきましたが、農業についても踏み込むことになったというお話です。

カーボンファーミング

カーボンファーミングとは、炭素貯留農業のことだそうで、そこで得たカーボンクレジット(削減量)を市場で売却できるようにするそうです。売却収入が得られることで、農家にとっては脱炭素を進めるインセンティブ(動機付け)になるというもの。

カバークロップ

カバークロップとは、被覆作物のことで、もともとは土壌浸食を防ぎ土壌中に有機物を加えて土壌改良に役立つ作物のことらしい。カーボンファーミングを進めるうえでの一つの方法のようで、カバークロップを植えることで炭素を土壌中に貯留できるんだそう。

農業のことは分からん

日経の記事の概要自体は冒頭に書いたように非常に分かりやすいものなんですが、記事中に出てくる用語に専門用語が多すぎるのです。カーボンファーミング、カバークロップのほかにも、不耕起栽培だの、畝間だの。畝間なんて読み方も分かりませんでした。ちなみに(うねま)と読みます。

食糧供給優先で温暖化ガスの排出削減の対象外だった農業にまで法制化の波が。記事は欧州連合(EU)の話題でしたが、米国でも既にバイデン政権が取り組みを始めているとのこと。カーボンファーミング、間違いなく日本でも話題になってきそうですね。

楽天 (楽天モバイル) 従業員の不正行為に通信障害

当ブログでも何度も取り上げてきた楽天モバイル。このところドコモやKDDIの大規模通信障害に隠れて、あまり取り上げられることがありませんでした。企業として少し落ち着いてきたんかしら?と思いきや、やっぱりやってくれましたね。不正行為と通信障害の二本立てです。

従業員の不正行為

まずは従業員の不正行為。携帯電話基地局整備をめぐり、楽天モバイルが取引先から不正な水増し請求を受けていたということですね。水増し請求の損害は約46億円に上るそうで、一部は同社の当時の担当従業員側に還流していたとみられるといいます。キックバックですね。

取引先というのは、物流会社の日本ロジステック。日本ロジは楽天モバイルから基地局建設の部材の保管や輸送の業務を請け負っていました。日本ロジの役員が共謀(こっちが主犯?)していたようです。ちなみに、楽天モバイルの元従業員については8/12付で懲戒解雇になっています。

通信障害

上記従業員の不正行為を公表したのが9/2。その翌々日9/4には大規模な通信障害が発生します。2時間半程度で復旧したものの、全国で約130万回線に影響し、音声通話やデータ通信が利用しづらい状況になっていたようです。110番通報などの緊急通報もつながりにくい状況だったとのこと。

楽天モバイルが障害が発生していることを最初に利用者へ通知(自社ホームページに障害のお知らせを掲載)したのが、通信障害が起きてからおよそ1時間半後だったというのも、、、これまた問題ですね。やはり、いろいろ話題を提供してくれます。会社として一人前になれるのは、まだまだ先になりそうな気配です。