ジーエス・ユアサは11/29、「京都事業所における火災発生について(お詫び)」を同社ホームページで公表しました。11/29、午前2時30分頃、同社京都事業所内の事務所において、火災が発生したとのこと。幸い人的被害はなく、この火災による生産への影響もないとのこと。
ジーエス・ユアサ
ジーエス・ユアサは自動車用電池や産業用電池などを手掛ける鉛蓄電池の大手メーカー。海外でも、中国や東南アジアに生産拠点を持ち、自動車および二輪車、産業用バッテリーを販売。車載用リチウムイオン電池にも注力する東証プライム上場企業です。大元は湯浅電池と日本電池が経営統合して出来た会社ですね。
火災の概要
午前2時20分すぎ、警備員から「煙が充満している。燃えているものは分からない」と119番通報があったとのこと。この火事で、事務所など300平方メートル(一部の報道では400平方メートルとも)が焼けましたが、午前10時ごろに火は消し止められています。けが人はいないということです。
ちょっと不思議なのが、夜中の2時ごろに出火している点と、工場設備ではなく「事務所」で発生している点です。放火という線もありうるんでしょうかね。今回のお知らせでは発生原因は調査中とされています。
現場はJR在来線と新幹線の路線のすぐ近く。日中に発生していたらもっと大事になっていたかもしれません。