永大産業 まったく別の事業所で連続して火災事故

永大産業は5/13、「当社敦賀事業所パーティクルボード工場における爆発火災事故発生に関するお知らせ」を公表しました。5/13の朝6時20分頃、福井県敦賀市永大町 敦賀事業所 パーティクルボード工場で爆発火災事故が発生。鎮火までに17時間を要しました。

永大産業

永大産業は、住宅資材および木質ボードを製造・販売する総合住宅資材メーカー。住宅用建材の素材であるパーティクルボード(木材をチップ化し、接着剤を塗布して熱圧成形したもの)から内装、水まわり製品まで幅広い事業を展開する東証スタンダード上場企業です。

事故の状況

第2報まで公表されており、何らかの理由で粉塵爆発が発生したと推測しているようですが、今のところ公式には爆発火災の発生原因は調査中となっています。この事故で同社従業員4名が被災しており、うち1名の方が亡くなっています。

1時間後には別の火災も

同じ日の7時15分には、同社が65%出資する子会社、ENボード株式会社(静岡県駿東郡小山町)でも火災が発生。こちらは人的被害もなく、1時間で鎮火していますが、両工場での連続した火災発生、これってホントに、全くの偶然なんでしょうか。

火災発生の前日、決算発表にあわせ永大産業はENボード株式会社の株式について、減損処理を実施し、関係会社株式評価損として 129 百万円を特別損失に計上するとも発表しています。この話についてもなにか関係がありそうに見えてきます(考えすぎでしょうが)。

コメントを残す