事件 西友で清掃員が顧客を切り付け

12/11午前5時ごろ、仙台市のスーパー西友で、清掃員の女が書籍コーナーで本を見ていた67歳の男性客をナイフで切りつけるという事件が発生しました。男性は左腕に全治約2週間のけがを負ったということです。いやぁ、なにこれ。立ち読みで刺される時代が・・・。

西友

西友は北海道から九州まで日本全国に300店舗以上を展開するスーパーマーケットチェーンです。もともとは旧セゾングループの中核的存在でしたが、セゾングループ破綻後、2002年に小売業世界最大手のウォルマート傘下に入り、今では株式会社SYホールディングスという会社の傘下にあります。

事件の概要

男性客に切り付け、殺人未遂容疑で逮捕されたのはパート従業員、39歳の女性。「自分が掃除していた所にいて邪魔でいらいらした。いらだちが爆発し、死んでも構わないと思い切りつけた」と供述しているとのこと。この容疑者は、同店を担当する清掃作業員で、当時は勤務中でした。被害者との面識はなかったようです。

店内の防犯カメラには、同容疑者が男性に消火器を投げつけたり、刃物を持って追いかけたりする姿が映っていたといいます。

これ、ちょっと、怖すぎでしょ。kuniも近所に西友があってよく買い物に行くんです。午前5時ごろの犯行ということですから、このお店は24時間営業なんでしょうね。そのため客がいる時間帯に清掃員が業務をしている状況が生まれたと。

kuniはよく店員による商品の配置やら整理やらの作業が邪魔で、お目当ての商品が手に取れない・・・なんて経験をしてイラつきますが、このケースは真逆ですね。イラつく気持ちは分からんでもないが、消火器投げつけるとかナイフで切りつける、はないでしょう。

インドネシアのスメル山噴火 南海プライウッド

南海プライウッド株式会社は12/6、「インドネシアのスメル山噴火による当社子会社への影響について」を公表しました。12/4に発生したインドネシアのジャワ島東部のスメル山噴火により、現地連結子会社であるPT.NANKAI INDONESIAの一部工場が被災したとのこと。

南海プライウッド

南海プライウッドは木質建築内装材の製造および販売を行うインテリア建材メーカーです。天井材、収納材、合板などを製造、販売する木材関連事業が主力事業。ほかに電線、電気機器などを販売する電線関連事業も手掛けています。今回被災した現地子会社も木材関連事業(同社の原材料を製造)を担っていました。

スメル山噴火

12/4午後3時ごろ、インドネシアのジャワ島東部のスメル山が噴火し、14人が死亡、56人がけがをしたと報道されました。約1300人が自宅を離れ、避難しているとのこと。インドネシアは、「火の輪」と呼ばれる、火山や地震活動が頻繁に発生する環太平洋火山帯に位置しています。このスメル山、昨年の12月、今年1月にも噴火してるんですね。

被災の状況

工場屋根に堆積した火山灰が豪雨により水分を含み重くなったことにより、第2工場棟の屋根の崩落、一部設備の破損等の被害を受け、第2工場は現在操業を停止しているということです。幸い、従業員等の人的被害はなかったようです。

どうもこの火山、ほぼ恒常的に噴火活動が起きており、大雨が降ると噴火につながることがあるようです。今回も火山灰が高温の泥流となり、被害を拡大しているとのこと。同社の工場の被災は大変気の毒ですが、人的被害がなかったことを喜ぶしか、ないですかね。

最近地震多いですねぇ

12/3、震度5弱の地震が山梨県と和歌山県でそれぞれ発生しました。山梨県の地震は午前6時37分ごろ発生。震源地は同県東部の富士五湖だそう。一方の和歌山県の地震は午前9時28分ごろ発生。震源地は紀伊水道だそうです。

山梨の地震

震源地は同県東部の富士五湖で、震源の深さは約19キロ。地震の規模はマグニチュード4.8と推定されていました。同じ震源地では午前2時18分ごろに震度4、午前2時23分ごろにも震度3の地震がありました。

富士山の麓ですから、富士山の噴火は?、なんてことも当然心配になりますよね。気象庁は富士山の火山活動について、「観測データに特段の変化はない」としていましたが、変化があった場合本当のことを言うんだろうか、、、などと疑ってしまいます。軽くパニックでも起きそうですし。

和歌山の地震

震源地は紀伊水道で、震源の深さは約18キロ。地震の規模はM5.4と推定されていました。こちらも南海トラフとの関連が気になるところ。ただこちらも、気象庁は「南海トラフ巨大地震の発生可能性が平常時より高まっているとは考えていない」との見解です。

どちらの地震もけが人などはいなかったようです。

さらに、鹿児島県十島村のトカラ列島近海(小宝島付近)で4日正午ごろから地震活動が活発になっているといいいます。5日午後までに震度1~4の地震が100回を超えており、最大震度4の地震が1回、震度3の地震は8回あったそうです。

いざというときのための備え、皆さんのご家庭ではできてますか?お恥ずかしいことに、kuniの家では非常用持出袋が見つかりませんでした。どこに片付けたんだ?

F16戦闘機の燃料タンクが落ちてきたら

11/30、午後6時ごろ、米軍三沢基地所属のF16戦闘機が青森空港に緊急着陸、滑走路が閉鎖されました。着陸前に燃料タンク2個を岩木山(弘前市)周辺に投棄、山頂から約30キロ離れた深浦町役場の近くで金属製物体と燃料とみられる液体が見つかりました。

緊急着陸

報道等ではあまり詳しく聞けなかったんですが、エンジンに異常が起きたなどで緊急に着陸することになったため、できるだけ身軽になっておく必要があり、機体外部に追加で搭載していた燃料タンク(2個)を切り離したんだと思われます。

タンクの1個は、青森県深浦町役場の近く、民家から約20~30メートルしか離れていない場所で発見されました。もう一つは同町の山中で、町立中学校から南に約800メートルという場所で発見されています。

空から落ちてくる

今回の事故では幸い建物や人への被害はありませんでしたが、これってかなり怖い話です。kuniの住んでいる街でも、上空を民間旅客機や戦闘機などの軍用機が飛んでいます。最近特に高度を下げた運用が行われているのでは、、、などと感じていただけに今回の事故は他人ごとではありませんでした。

今回切り離され、落下したF16戦闘機の燃料タンクは、1,402リットルという容量だそうです。タンクそのものの重量も考えると、総重量は1.5トンとかになります。これが2個ですよ。

そう、簡単にいうと、空から自家用車が2台落ちてきた。みたいなものです。おまけに機体の外側に装着する燃料タンクですから、空力も計算されているため、ひらひら落ちてくるわけではありません。まっすぐ突き刺さってくるような破壊力もあるはず。で、中には燃料が入ってるわけです。いやぁ、怖い話ですよね。

オカムラ 中井工場で火災(鎮圧と鎮火)

株式会社オカムラは10/25、「当社中井工場における火災発生に関するお知らせ(お詫び)」を公表しました。TDnetでもちゃんと開示されています。中井工場は神奈川県足柄上郡中井町境というところにあるそうで、、、かなり田舎みたいですね。

オカムラ

オカムラはオフィス家具業界のリーディングカンパニー。オフィス環境機器、商環境機器および物流システム機器の製造販売を手掛け、関連する物流・施工・サービス等も展開しています。本社は横浜ですね。

火災の概要

火災の発生は10/25、9:30頃。工場内のスチール什器・棚板等の塗装ラインより出火したとのこと。工場内にいた従業員は全員避難し、負傷者はいなかったようです。鎮火は15:35頃ということですから、結構時間かかってます。

この記事を書いている時点で第2報まで出てますが、設備や事業所外への影響、発生原因については調査中となっています。報道では、「粉体塗装の吹き付け作業を行っていた際、粉じんを回収するタンクから出火した可能性がある」としていました。

鎮圧と鎮火

13:11 消防により火災の鎮圧を確認
15:35 消防により鎮火宣言   ということなんですが、

工場火災でよく見る「鎮圧(ちんあつ)」と「鎮火(ちんか)」という表現。実は明確な違いがあります。鎮圧とは、火災の火勢が消防隊の制御下に入り、拡大や延焼の危険がなくなったと判断された状態。対して鎮火は、完全に火が消え、消火活動の必要がないと判断される状態なんですね。

全焼とは(おまけ)

消防署がその火災について全焼と判断するのは、次のどちらかを満たすときです。
1. 建物の焼けてしまった損害額が火災直前の建物評価額の70%以上の場合
2. 残存部分に補修を加えても再使用できない場合
すみません、今日はほぼ脱線しました。