理研ビタミン 最後までドタバタ

またまた理研ビタミンです。ハイアスの時と一緒で、いい加減飽きてきてるんですが、運命の日のドタバタが凄すぎて、、、また書いてしまいます。結論から言うと、、、東証の判断は上場維持。四半期報告書の提出が確認されたため、としか発表されてませんが。

13:30の開示

TDnetでの理研ビタミンの開示は13:30に行われました。過去の四半期報告書の訂正等もあるため、開示情報は全部で18本。最初に出てくるのが「過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の提出および過年度の決算短信等の訂正に関するお知らせ」で、この中で2021年3月期第1四半期報告書についても提出できることを宣言しています。

「上場維持決定!」と見た投資家が一気に同社株を買い、13:31に1,518円(前日比103円高)まで買われます。

ところが、3本目の開示情報に「過年度の有価証券報告書の訂正報告書に係る監査報告書の監査意見不表明等に関するお知らせ」というのがあって、決算関係書類は提出したものの、監査法人が意見不表明だったということを投資家が理解し始めます。

「ダメじゃん、上場廃止なんじゃないの」と考えた投資家が一斉に売りはじめ、13:40には1,214円まで下がります。わずか9分間で高値から300円下げたことになりますね。

報告書の提出をもって上場維持なのか、監査意見不表明をもって上場廃止なのか、、、。投資家は右往左往したようですが、結局東証の判断を待つしかないという割り切りも出てきたようで、株価の方も前日比ほぼ変わらない1,409円で終わりました。

東証ももう少し、、、

今日もまた多くの投資家が振り回され、大損したと思われます。なんでザラ場中に開示を?同社がどう考えてあの時間に開示したのか分かりません。ただ、この日上場廃止を巡る駆け引きがあったのは同社だけ。東証もあらかじめ同社の動向を探り、開示するなら引け後に、くらいのアドバイス出来たんじゃないでしょうかね。

理研ビタミン 運命の日

サクサホールディングス、ハイアス・アンド・カンパニーの両社は、何とか最終期限までに四半期報告書等を提出。上場廃止を免れました。さて、これらに続く理研ビタミンは本日、10/28が最終期限となります。特別調査委員会の設置が10/7。あまりに時間がなさ過ぎます。

青島福生食品有限公司

7/27~9/23まで特別調査委員会を設置し、中国子会社の青島福生食品におけるエビの加工販売取引の実在性を調査。実在性を確認できなかったという結果が出た直後、またしても青島福生食品における棚卸資産の過大計上の疑義が発覚。同じメンバーからなる特別調査委員会を再度設置という経緯でした。

一回目の調査では、経理の代表や財務部長らが入院だの、資料提出拒否だの、果てはPCに国家機密や共産党委員会に関係する情報が存在する可能性まで持ち出して検査対応を拒否し続けてきた青島福生食品。今回は協力が得られたのでしょうか。

株価はというと

10/27の株価は1,415円の95円高。それも寄り付き直後に1,285円、年初来安値を更新させておいて、その後1,400円台まで一気の買い上がり。明らかに仕掛けている筋がいそうな上げ方ですね。。。もしくは、インサイダーか。

ギリギリのところまでと考えれば、今日もう一日勝負できるわけですから、買いの仕掛けがあってもおかしくはありません。ハイアスと違って報告書提出できれば上場廃止は確実にに回避できますからね。一カ月で1,000円下げてますからそれなりの反発はあるという見立てでしょう。

監理銘柄ってこんなドラマ(最後の二日間の売り方買い方の駆け引き)があるなんてねぇ。知りませんでした。ドラマは今日、もう一日続きます。さてさて、理研ビタミンは上場廃止を回避できるでしょうか。

いい加減飽きてきたけど もう一回 ハイアス・アンド・カンパニー

運命の日9月26日の朝8時30分、ハイアス・アンド・カンパニーが適時開示。「第三者委員会の最終調査報告書受領に関するお知らせ」です。2カ月弱の調査を終え報告書を受領したと。ただし、機密情報等に配慮した公表版を本日中に公表する予定としており、朝の時点では公表されませんでした。

株価は

寄り前にこんな開示するもんですから、投資家(投機家?)たちは上場維持成功と見たんでしょう。寄り付き直後に195円(前日比21円高)まで買われます。しかし、あっという間に170円台に戻して、その後は横ばい。午後からは一時167円まで売られ、大引けは177円(3円高)。

皆さんかなり振り回されましたね。190円台まで買い上がった向きは午後からの160円台を売らされたか。出来高は172万株。前日の4倍ほど出来てますね。この寄り前の開示って必要だったんでしょうか。

掲示板とか見ると、四半期報告書が提出されて翌日爆上げ、に賭けてこの日買いを入れてる人たちが結構いるみたいです。ギャンブラーですねぇ、、、まぁ、投資のスタンスは人それぞれなんで、良い、悪いという問題ではありませんが。

16:00開示

15:45、第三者委員会の調査報告書を公表。16:00、とうとう開示されました、第1四半期決算短信、四半期レビュー報告書。監査法人アリアの出したレビュー報告書、社長交代だけで限定付結論とは。さすがです。16:45、第1四半期報告書を関東財務局へ提出した旨の開示も。

これでとりあえず上場廃止はいったん回避。しかしながら監理銘柄(審査中)ってのが残ってますので、まだなんともですが。東証の判断次第ということになりましたが、、システム障害起こしてへこんでる東証の判断はいかに。。。

ハイアス・アンド・カンパニー 運命の日

四半期報告書を提出期限までに提出できず、監理銘柄(確認中)に指定されたハイアス・アンド・カンパニー。本日中に提出できなければ、東証は同社株式の上場廃止を決定します。まさに運命の日ですね。ふざけた経営陣はともかく、株主や従業員には酷な話です。

同社直近の動き

10/16 臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせが公表されました。何をしようとしているのでしょう。基準日を2020年10月30日(金)と誤記載した通知でした。正しくはこの日は土曜日です。

10/19 自主再生委員会に関するお知らせが公表されました。10/7に設置し、再発防止策及びその実施体制の検討を進めてきた同委員会が、その検討結果を第三者委員会及び同社取締役会に提言したということです。

ちなみにこのお知らせの中では次のようなことが宣言されています。「当社としましては、今後、第三者委員会により10月26日に提出される予定である最終報告書を踏まえて、その受領後に、自主再生委員会より提言された内容と合わせて再発防止策の策定を行い、改善活動の取り組みを行ってまいります。」

株価はというと

先週一週間のハイアスの株価は、週初月曜日の終値が173円。週末終値が174円です。その間の高値177円、安値163円で、一応下髭を伸ばした格好で持ち合い。運命の日めがけて売り方買い方がっぷり四つといったところでしょうか。

出来高も減少気味ですし、この銘柄に関与している投資家も結果を読みかねている感じですかね。とまぁ、株価動向まで書いてしまいましたが、健全なる投資家の皆さんは決して近寄らないように。さてさて、本日中に四半期報告書、提出できますでしょうか。

五洋インテックス 外部調査委員会を設置

五洋インテックスは10/20、外部調査委員会を設置すると公表しました。同社の従業員が同社の子会社である五洋亜細亜株式会社に対して、金銭を貸し付けていると主張。同社としてはそういう認識がないため、全容解明のため調査委員会を設置した、、、ということです。

五洋インテックス

技のデパートならぬ、不正・不祥事のデパートだった五洋インテックス。これまでの不正等については過去の記事をご覧いただければと思います。おそらく下の方に関連記事として出ていると思います。

旧経営陣を刷新し、カリスマ経営者・永守重信氏の直接指導を受けたといわれるDANTOTZ Consultingの代表取締役の川勝氏を代表取締役に迎えて、ここから立ち直るのかと思っていましたが・・・。

今度は従業員による子会社への金銭貸付???で、なんで外部調査委員会なん?って誰もが思ったんじゃないでしょうか。潰れそうな会社の従業員が今年3月に3500万円を貸し付けたと、金銭消費貸借契約書の写しを示して主張しているとのこと。

開示文書では、この従業員が主張した(垂れ込んだ)相手は、代表取締役のようです。従業員40名ほどの小さな会社ですから、まぁ、ありえることか、と思ってたんですが。おそらく、旧経営陣の下、従業員に金を出させて子会社へ融資。旧経営陣はそのことを隠蔽してきた。

そんなことなんでしょうかね。新しい代表取締役としては、旧経営陣の従業員を巻き込んだ不適切な貸付資金の流れや、責任の所在を、第三者の力を借りて明確にしたいと。さらにこの件以外にもこうしたことがあるかもしれません。旧経営陣を提訴するにしても第三者の見解は重要。ということなんでしょうね。

臨時株主総会招集

見落としていたんですが、12月上旬をめどに臨時株主総会を招集するようです。今のところ開催日時も目的事項も開示されていません。新しい経営陣を確認してみたんですが、なかなかしっかりした方々になってますね。この会社どう生まれ変わっていくのか楽しみです。