TBSホールディングス コンプライアンス担当役員が不正で辞任

TBSホールディングスは12/25、「取締役の辞任に関するお知らせ」を公表しました。辞任したのは同社の常務取締役で、子会社である株式会社TBSテレビの取締役も兼務している方。

同取締役辞任の理由は交際費の不正な精算とのこと。実際には同社グループ役職員との懇親や慰労目的での会食等であったにもかかわらず、社外関係者との会食等として交際費の不正な精算申請を行い、申請額を同取締役が受領していたというもの。内部通報が発覚の契機となったようです。

同取締役が執行役員に就任した2022年6月から今年12月までで1180件、約660万円の交際費の不正精算が行われていたといいます。

同取締役がコーポレートガバナンスおよびコンプライアンスの担当役員だったというのがヤバいですね。不正な経費精算を行っていたのはこの人だけでした。ってのは説得力ありません。今後調査が進めば、他の役員においてもこうした不正が行われていたという事実が判明してくるかもしれません。

暴力団対策課の警部補による捜査情報の漏えい 上席者の処分が

警視庁暴力団対策課の警部補が、暴力団対策課が捜査している巨大スカウトグループ「ナチュラル」が独自に開発した特殊なアプリを通じ、関係先に設置した捜査用のカメラの画像数枚を漏えいしていたという事件。

警視庁は当の警部補を懲戒免職処分とする方針を固めたそうです(当然やね)。問題はこの警部補の上席者たちへの処分です。当時の直属の上司だった係長を懲戒処分の「戒告」とし、課長などおよそ10人を監督責任があったとして「訓戒」や「注意」などとする方針とのこと。

国家公務員法上の懲戒処分は係長の「戒告」のみ。同法上の処分としては最も軽微な処分です。課長など10人は同法上の処分は行わず、内規によりなされる処分だけということらしいです。こちらは、昇任に若干影響がある程度なんだそう。

甘すぎやしませんか? 暴力団等を取り締まる部署の警部補が暴力団等と内通していたってことだよ。細かい事情は知らないけど、あんたたち警察だろ。身内に対して甘すぎだって。

明治安田生命 70代の女性営業職員が計17顧客から約2億円を詐取

明治安田生命は12/12、群馬支社に勤めていた70代の女性営業職員が顧客に架空の高利回り投資を持ちかけ、計17人から約2億円をだまし取っていたと発表しました。保険会社ではよくあるパターンの不正行為ですね。以前、第一生命でも同じような話がありました。

いずれも長期間の取引で構築した顧客との信頼関係を悪用する手口であり、発覚時点では行為者が70歳以上というパターンです。行為の期間は2010年以降ということですから15年間に及ぶ行為です。

この明治生命、今年6月にも従業員の不正行為が発覚しています。明治安田生命のグループ会社である、明治安田システム・テクノロジー株式会社の元社員による水増し発注を通じた委託費の私的流用です。こちらも2013年から12年間、被害金額 約1億8,777万円だそう。

この件を受けて、システム会社社員へのコンプライアンス教育の徹底を図るとともに、グループ全体のコンプライアンス態勢のさらなる高度化に向けた取組みを継続実施していく。と表明していましたので、その後のコンプライアンス・ガバナンス態勢の高度化により、今回の不正を見つけることができた・・・ってことなんですかね。であれば、良いのですが。この際膿を出し切りましょう。

東京ボード工業 また工場火災ですか

東京ボード工業は12/2、「(開示事項の経過)佐倉工場製造ラインの復旧目途に関するお知らせ」を公表しました。11月にまたしても佐倉工場で火災を起こしていたんですね。マジで懲りない会社です。

当ブログが取り上げた同工場の火災事故だけでも、2023年1月、2024年12月に起こしています。そのたびに開示では事故を矮小化するかのような表現を繰り返し(今回は小火と表現)、毎度焼けてしまった機械が海外製のため海外から技師を呼ぶので復旧に時間がかかりますというオチがついてます。

主力工場で、ここが稼働しない期間は業績に大きなインパクトがあるというのは何度も経験してきたはずですが、何度事故を起こしても態勢の改善が見られません。東京ボード工業のガバナンスっていったいどうなってるんでしょう。株価も全然下げ止まる気配がありません。上場廃止もそろそろ視界に入ってきたんじゃないかな。

今日は少々端折った書きぶりになりましたが、詳細は過去記事でご確認ください。

自転車の飲酒運転で自動車の運転免許停止

電動キックボードや自転車の飲酒運転で警察に取り締まられ、運転免許停止(免停)処分を受けるケースが急増しているんだそうです。電動キックボードなど「特定小型原付き自転車」の飲酒運転による免停は今年1~9月に77件、自転車は同896件で、いずれも昨年1年間の10倍以上だったそう。

電動キックボードは当然だと思うけど、自転車の飲酒運転(酒気帯び運転含む)で自動車の運転免許が停止になるってのは盲点でしたね。昨年の改正道交法施行で、自転車の酒気帯び運転(呼気1リットルあたり0・15ミリ・グラム以上のアルコール)に罰則が導入などされてるんですね。

それ以降、各地の公安委員会が違反者に自動車の免停処分を適用し始めたといいます。免停処分となった896人の都道府県別では、大阪が340人と最多で、東京124人、和歌山73人、奈良66人と続いています。愛知は4人、福岡は17人。一方で22県は1人もおらず、自治体によって対応にはばらつきがあるようです。

チャリで居酒屋、スナックでちょい飲み。こんなのそこら中にありますわな。気を付けましょう。チャリでも飲酒運転はアウトです。