タコの価格が高騰 国産牛よりも高いってよ

先日見たニュースでやってました。タコの価格が国産牛(リブロースステーキ)よりもお高くなっているというのです。番組では主にたこ焼き屋さんが、タコ高騰で大変なことになっているという話を放送していました。日本が輸入しているアフリカ産のタコの価格高騰と、円安によるヨーロッパとの競争で買い負けているのが原因だそう。

輸入タコ

日本で消費されるタコは60%程度がアフリカ産のタコで、アフリカのモロッコやモーリタニアから輸入されているそう。こうしたタコの買付け競争で、円安の影響もあり日本がヨーロッパに買い負けているのが原因だとしていました。そのため輸入量が減少し価格は高騰すると。

ヨーロッパの食文化

ヨーロッパの食文化の変化も一因のようです。ヨーロッパ諸国では、漁業が盛んな局所をのぞいて、タコは伝統的には食用にはされてこなかったとのこと。ところが近年の日本食ブーム(特にお寿司)などにより、タコを食べる機会が増加しているらしい(例えばドイツやスイス、フランスなど)。

為替の問題は一時的なものかもしれませんが、こうした世界各国の食文化の変化は要注意ですよね。日本に来て日本食を堪能した訪日客は、今回のタコのように自国に帰って食文化を変えてしまいます。回転寿司で提供されるノルウェーサーモンなんかも危険そうですよね。他にも他国との買い負け危機、出てきそうです。

トヨタ 定時株主総会 豊田章男会長ら10人の取締役選任案は可決

グループで不正が相次いだ挙句に、大量生産に必要な「型式指定」の認証不正が自社でも出てきたトヨタ自動車。6/18に定時株主総会を開催され、不正公表後、初めて公の場で社長が謝罪しました。豊田章男会長ら10人の取締役選任案は可決されていますが・・・。

会長の再任

豊田氏については、グループで不正が続いた責任があるとして、米議決権行使助言会社2社(インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とグラスルイス)が取締役選任議案に反対を推奨していました。

まぁ、正直なところ今回の総会で再任されない事態はないだろうなと思っていましたが、豊田氏の取締役選任に関する賛成率は昨年の株主総会で84.57%と前年に比べて10%低下しており、今回の賛成率がどれほどだったのかが注目されていました。そして昨日、71.93%に低下(約13ポイント減少)、と公表されました。

メガバンクの動きも

三菱UFJフィナンシャル・グループと 三井住友フィナンシャルグループでは、トヨタ株を段階的に売却していくと言われています。損害保険会社4社も同様の動きがあります。こうした持ち合い解消の動きも、株主総会での安定票の減少につながりますし、来年以降の総会では波乱があるかもしれません。

FPパートナー(その2) 株価急落

FPパートナーの株価が下げ止まりません。9時半頃に一旦値が付きましたが、その後また売り気配となり、大引けまで値段が付かず。株価は2605円で700円のストップ安、130万株の売り物を残しています。ダイヤモンド社の記事を明確に否定しましたが、今月上旬から既に2000円下げています。

東洋経済オンライン

どうやらダイヤモンドオンラインに続き、東洋経済オンラインも参戦したようですね。「『生保業界のビッグモーター』にすり寄る生保、生保による過剰な便宜供与と利益供与が復活」 などというかなり過激な表現で報じられています。

「保険会社による営業社員の採用支援とあっせん」、「リーズと呼ばれる保険契約の見込み客を、FPパートナーに無償で紹介している」という二点を問題視。無償で紹介を受けた見込み客の情報は、FPパートナーが自社の募集人に1件1万1000円で販売していたそうな。

そしてさらに保険会社から支払われる多額の広告料についても指摘しており、これらはもう「便宜供与を超えて、利益供与だ」という金融庁幹部の言葉も紹介しています。なんかエライことになってきましたね。ビッグモーターに群がった損保、今度はFPパートナーに群がる生保ですかぁ。

4月には法令違反も?

FPパートナーでは銀行代理業として住宅ローンの仲介も手がけている中で、営業拠点の変更などに伴う銀行法上の必要な届け出をしていなかったという法令違反が、4月以降に発覚していたそうです。金融庁はここから着手したのかな。

株式会社FPパートナー ダイヤモンド・オンラインに反論

FPパートナーは6/17、「ダイヤモンド・オンラインにおける当社記事について」を公表しました。問題となっているのは、「乗り合い保険代理店最大手・FPパートナーの社内キャンペーンに透ける、生保会社との『もたれ合い』の構図」という記事のようです。

FPパートナー

FPパートナーは生命保険を中心に手掛ける保険代理店であり、47都道府県に営業社員の所属する支社があります。保険代理店設立当初から訪問型に特化した営業を行ってきており、来店相談ができる店舗「マネードクター」等も展開する東証プライム上場企業です。KAT-TUNのCMをよく見かけましたが、最近では広瀬すずさんが起用されているあの会社です。

論点

シンプルに言うと、「顧客にとって有益な保険ではなく、代理店にとって有益な保険商品が選定されている」ということ。保険会社と保険代理店は顧客に対し、「最善の利益を勘案しつつ、誠実かつ公正に業務を遂行する義務」があるのですが、多額の広告料や人的支援などが加味されているのでは、というんですね。

保険に限らず金融商品は物凄い種類があり、金融機関やその代理店は契約により支払われる手数料等次第で、顧客に勧める商品が決まってしまうってことが昔からあるんですね。FPパートナーはダイヤモンド社の記事を明確に否定しましたが、、、どうだろうなぁ、この件。

KADOKAWA ランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃

KADOKAWAは6/17、「KADOKAWA グループにおけるシステム障害について」を公表しました。当初はニコニコ動画やニコニコ生放送をはじめとするサービスが、6/8から利用できない状況となっていると報道されていましたが、もっと大きな被害が出ているようです。

KADOKAWA

KADOKAWAは出版などを手掛け、動画コミュニティサービス「ニコニコ」を運営するドワンゴも擁する事業持株会社。出版社としては大手に位置し、実写およびアニメの企画・製作・配給やゲームの企画・開発・販売も行う東証プライム上場企業です。昔は角川書店でしたね。

システム障害の概要

6月8日(土)午前3時30分頃、同社グループの複数のサーバーにアクセスできない障害が発生、ニコニコを中心としたサービス群を標的として、同社グループデータセンター内のサーバーがランサムウェアを含む大規模なサイバー攻撃を受けたことが確認されたとのこと。

出版事業やWeb サービス事業、MD 事業(オンラインショップ関連の事業)が機能停止するなど、深刻な影響を受けているようです。さらに同社の経理システムにもその影響が及び、一時的に決済システムが機能停止状態となっていて、一部の取引先への支払いに遅延が生じる可能性があるとしています。

個人情報・クレジットカード情報などの漏洩は現時点では確認されてないということですが、久しぶりに見る大規模なサイバー攻撃のようです。