シシャモが食卓から姿を消す?

シシャモが食卓から姿を消すことになりそうだとか。国内消費の9割を占めているのは北欧産なんだそうで、これが2年連続の禁漁。国内の漁獲量も過去最低だそうです。このままいくと夏には在庫が尽きそうな情勢だと日本経済新聞が伝えていました。まず、4月には実質2倍の値上げが行われるようです。

最近結構いただいてるので

酒の肴に、一人でシシャモ焼いたりってのは面倒くさい。そんな感覚でいたんですが、セブンイレブンで「子持ち焼ししゃも」見付けちゃったんですね。レンジでチンするだけで、いい肴ができるわけです。当然酒のお供の定番になってしまいました。チルド総菜っていうんですかね。価格の方も5尾入ってて税込み213円とお手頃です。

セブンのこの商品も北欧産でしょうか。やはり樺太シシャモです。2018年の樺太シシャモの輸入量は2万トン。このうち6割がアイスランド、3割がノルウェーからの輸入だったんですが、彼らの海でも獲れなくなってきているようで、両国とも禁漁。今年は日本への入荷なしだそうです。

本シシャモ

国内では北海道で「本シシャモ」が獲れます。が、こちらも昨年の漁獲量は500トンほどで、前年の半分、1985年の統計開始以来、最も少ない漁獲量だそうです。本シシャモこそが本家で美味しいんですが、なんせお高いのでなかなか食べる機会がありません。これからもっと高くなるんでしょうね。

この「本シシャモ」と「樺太シシャモ」、、、実は全く違う魚だそうです。本シシャモの代替品として輸入されはじめたのが樺太シシャモ。で、今日ではシシャモと言えば樺太シシャモを指すようになっているようです。ちなみにシシャモは「柳葉魚」と書くそうです。

調べていたら、同じく代替品としてキュウリウオなんてのも出てきました。日本海北部やオホーツク海などで取れるそうです。これもやっぱりお高くなっちゃうんでしょうね。セブンの「子持ち焼ししゃも」、お早めに。