ペッパーランチ 食中毒発生でハンバーグメニューの販売を休止

ペッパーランチ(運営会社はホットパレット社)は10/29、複数の店舗で利用客が相次いで体調不良を訴えたことを受けて、すべてのハンバーグメニューの販売を休止することを発表しました。10/14~10/22までの間にハンバーグメニューを食べた顧客で、下痢・嘔吐等の症状が確認されといいます。

ペッパーランチ

ペッパーランチはもともと、いきなりステーキの運営母体であるペッパーフードサービス(上場企業)の傘下にあったお店なんですね。2020年にその傘下から離脱して、今の運営母体のホットパレット社(こちらは未上場)の傘下に。

ホームページの「ペッパーランチの美味しい食べ方」というのを見てみると、ペッパーライス、ステーキ、ハンバーグ、いずれも生肉を提供しており、それを客がテーブルで焼いて食べるというスタイルになっているようです。最後にしっかり火を入れて出来上がり、のところを客に任せているわけで、食中毒のリスクは上がりますよね。

過去にもO-157が

調べてみるとペッパーランチでは2009年8月にも食中毒事故を起こしています。この時は7都府県の7店舗で、「角切りステーキ」を食べた11人が病原性大腸菌O-157に感染しています。客が自ら焼くことで、店舗オペレーションを簡略化するというビジネスモデル。この時そのリスクを認識したはずなのに。

当時は他にも、店長らによる女性客への拉致監禁暴行事件や、求人広告会社の社員への暴行事件なども起きていました。たいしたお肉じゃないのに食べるからには命がけ。そんなお店、行く?