パチンコ業界の衰退 トヨタハウス工業の破産、玉屋の民事再生

新年早々、トヨタハウス工業という会社と玉屋という会社が倒れたようです。トヨタハウス工業(川越)は負債総額30億円、玉屋(松江)は60億円。それぞれ創業時の本業とは別に、パチンコ事業に進出、このパチンコ事業が上手くいかなくなって、こういう結果になってしまいました。ちなみに玉屋の方は昭和59年頃から粉飾決算を続けてきていたとか。

パチンコ業界の実態

調べてみると、パチンコホール経営業者の倒産は、2016年は13件、2017年は21件、2018年は26件と、増加しているようです。2019年はもっと増加したんでしょうか。景気の後退や5号機問題といわれる規制強化でブームが衰退したと言われています。

5号機問題というのは、調べてみても正直良く分かりませんでした。第5世代の機種という意味のようで、射幸性が高まり過ぎた4号機に対して取られた規制強化のようです。つまり5号機の導入で射幸性が煽れなくなってしまい、人気が離散した、、、みたいな話だと思います。

そもそも今の世代はパチンコやるの?

kuniも若い頃(学生時代)は一日中パチンコ屋に居たなんてことはしょっちゅうでした(社会人になってからはやってません)。kuniの世代の学生はパチンコか麻雀でしたからね。その後、先にマージャン人気が離散し、パチンコはパチスロを加えて人気化したような気がします。

今のミレニアル世代とか現役学生たちはパチンコなんかやるんでしょうか。デジタルネイティブで当たり前にパソコンやスマホと付き合ってきた世代。パチンコやスロットの代替品はスマホアプリで十分OKでしょう。そしてそもそもこの世代はギャンブル好きじゃなさそうですよね。

こんなふうに考えていくと、駅前の一等地に出店してるパチンコホール、とても生き残れるとは思えません。そういえばkuniの最寄り駅の駅前にもデカいパチンコホールが。あそこもなくなってタワーマンションとかになるのかなぁ。。。あるアンケート調査で、「平成の〇〇離れ」を聞いた結果というのがありました。1位がたばこ、2位が新聞、3位がギャンブルだそうです。