株式会社サンリツ 連結子会社において従業員の不正が発覚

株式会社サンリツは9/30、「連結子会社における不正発覚及び調査費用による業績影響に関するお知らせ」を公表しました。同社連結子会社である SANRITSU LOGISTICS AMERICA Inc(以下SLA) にて、従業員による不正が発覚したとのこと。

株式会社サンリツ

サンリツは、精密機器など工業製品の梱包を中核に、トラック輸送、倉庫保管などの物流サービスを提供する企業。京浜地区を主力に成田、横浜などに拠点を展開する東証スタンダード上場企業です。SLAは国際貨物の包装梱包、自動車運送事業、倉庫事業を担当しています。

不正の概要

本年7月、内部通報により SLA に出向の同社従業員による不正行為の可能性を認識し、外部調査機関の調査により、当該従業員及び当該従業員から指示を受けた一部の従業員による数年にわたる複数の不正行為が8月上旬に発覚したとのこと。

不正行為の内容やその範囲、並びに会計への影響については、現在も調査を進めているとしており、今回の開示では不正行為の詳細は分かりません。なお、当該従業員はすでに8/26、懲戒解雇処分となっています。

「数年にわたる複数の不正行為」と表現されているあたり、それなりの規模の不正行為であることがうかがわれます。

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