ラサ商事 旭テック 再発防止策を公表

連結子会社である旭テック株式会社において、従業員が不適切な会計処理を行っていたラサ商事は9/17、「再発防止策の策定等に関するお知らせ」を公表しました。社内調査委員会の調査報告書を受領後、ちょうど1ヶ月後の公表となりました。

人事制度

読んでみた感想としては、全体的によく整理された再発防止策になっているという感じです。中でも目を引いたのが、旭テックにおける、業績連動のウエイトが過大とされる業績給制度について。「今年12月末を目処に廃止する方針といたします。」という何ともキレの悪い表現に。

この業績給制度、詳細は分からないのですが、社員と会社の間で契約が結ばれている場合など、会社側から一方的に破棄できないケースもあるんでしょうね。「業績給制度の廃止に一部の社員から同意が得られない場合には、業績連動の割合を極力圧縮した制度に改定のうえ、当該社員に適用する」としています。ココは結構センシティブな対応になりそうです。

コンプライアンス研修

先日、パナソニックの再発防止策について、「外部有識者を講師として招く等の方法により、定期的にコンプライアンス意識を向上させるための研修・教育を行ってまいります。」という施策を批判しました。

ラサ商事では同じ点について、次のように表現しています。「加えて、当社グループ各社の特性や実情を考慮した研修も用意する等プログラムの充実を図ります。」。いいですね。

こういうことなんです。外部の何も分かっていない有識者に丸投げするのではなく、自分たちで発生の原因につながったかもしれない様々な要因を見付け、そうした特性や実情を前提とした研修をしていく。こういう姿勢が大事です。

コメントを残す