ラックランド 特別調査委員会調査の進捗状況

ラックランドは4/1、「特別調査委員会による調査の進捗状況に関するお知らせ」を公表しました。併せて、「第 54 期(2023 年 12 月期)有価証券報告書の提出期限延長に係る申請書提出に関するお知らせ」も公表されていて、同日中に関東財務局が承認しています。

2階建てですか

代表取締役社長による経費流用疑義を調べてきた特別調査委員会。途中で委員を追加してましたが、今度は同委員会の下位に(という解釈で良いのか)、監査等委員である取締役の主導の下、外部の弁護士及び公認会計士による自主点検チームを組成して、事案の重要度に応じて分担して調査・対応を行っているとのこと。

新たな事案

進捗状況という開示で、ほとんど調査結果は書かれていません。唯一これって今まで出てきてないよね、と感じさせたのが次の表現。「過年度の当社に対する取引先の債務の返済原資に関連して不適切な会計処理がなされた可能性について確認する必要がある等の複数の関連する事案が発覚している」ということです。

また理解しづらい表現ですね。どっちの債務? いずれにせよ、取り引き先との資金のやり取りで、不正が行われていた、という解釈になるんでしょうか。ここまでの経緯から考えると、これにも社長が嚙んでいて、事案は複数判明している、、、ってことかもしれません。

いやいや、じわじわと不正が拡大してきました。この日の開示を受け同社の株価は急落、安値を更新中です。

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