キッシー 「時の総理大臣が判断する専権事項」

mibunrui

一昨日、岸田文雄首相の年頭記者会見をみました。優先課題として「異次元の少子化対策」や、「インフレ率を超える賃上げの実現を企業に要請」などと語っておられました。おっしゃってることはその通りなんだけど、実効性のある具体的な政策にできるのかどうか。

賃上げ 少子化対策

インフレ率を超える賃上げについては、企業へ要請するんだそうな。首相就任当初からなんだけど、企業がため込んだ内部留保を何とかしたくてしょうがない様子ですね。これって政策と呼べるものなんでしょうか。人の褌(ふんどし)で相撲を取る、みたいなこの考え方、気に入らないですね。

異次元の少子化対策ってやつも、児童手当を中心に経済的支援を強化するなんて言ってましたが、これまたコロナ給付金みたいにバラまいておしまい、になってしまいそう。いつもながらに期待が持てない会見内容でした。

時の総理大臣が判断する専権事項

一番グッと来たのが、衆院解散・総選挙について質問を受けたときの回答。「衆院解散・総選挙は時の総理大臣が判断する専権事項であると認識している」と答えたんですよね。「時の」ってところで思わず笑ってしまいました。なんで「時の」ってわざわざ言ったんでしょう。

まぁ。おそらく回答内容はあらかじめ黒子が作成してるんでしょうが、解散を判断するときの首相がキッシーじゃない可能性を考えて「時の」って言葉を入れたんじゃないかと。キッシーもそのまま読むんじゃなく、「総理大臣である私が」って言えばよかったんですが。。。笑ってしまいました。

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