日鉄鉱業は1/21、同社の鳥形山鉱業所において火災が発生したことを公表しました。火災発生が午前4時10分、開示した午後4時時点でもまだ消火活動中となっていました。かなり長時間燃えてるんですね。場所は高知県高岡郡津野町というところだそうです。
火災発生もネタに
企業の工場等における火災、当ブログで取り上げるのは京三製作所に続いて2社目です。老朽化設備の更新時期に来ている日本の産業において、火災の発生というのは設備老朽化のサインの一つかな、、、などと感じており、取り上げています。
火災の概要
開示された第一報では、人的被害がなかったこと以外、すべて調査中で現時点では不明となっていましたが、翌日の第二報で、発生日の午後7時に消火活動が終了したことを伝えています。
火事が起きたのは鳥形山で採掘した石灰石を須崎市まで運搬しているベルトコンベヤーで、全長なんと23kmだそうです。鉄骨の構造物の中をベルトコンベヤーが通っているらしいです。幸い近隣の住宅や山林などへの延焼はなかったようですが、一時は周辺の4世帯8人が退避したとのこと。
発生原因
今のところ発生原因については全く分かりません。が、石灰石を運搬するベルトコンベヤーということで、思い出したのが石灰の性質。生石灰という種類の石灰は水と反応すると高熱になり、発火することもある。という、、小学生のころ理科で習った?んだっけ?
身近なところでは生石灰の食品用乾燥剤に水をかけてしまい、熱くなってしまった経験ってありませんか。たぶんあれと同じ原理です。とまぁ、豆知識の話題はここまで。発生原因はあくまで不明です。今回はさすがに放火の線はないかと。