京三製作所(6742) (続報) 2カ所同時火災 やはり放火か

2021年1月14日(木)0時50分頃、本社内の工場、および倉庫の2カ所より出火という事件。深夜に同時に2カ所から出火しているため、当ブログでも取り上げました。昨日、第三報が発表されましたが、発生原因は不明のようです。

放火の可能性高まる

ともに鉄筋コンクリート造りで、5階建ての工場棟約1050平方メートルと、2階建ての倉庫棟約500平方メートルを焼いたとのこと。当時、工場棟に当直の職員2人、敷地内に警備員3人がいましたが、いずれも避難して無事だったようです。

神奈川県警捜査関係者によると、出火時に工場内に停電はなく、火災報知機も正常に作動するなど、電気設備に異常はみられなかったようです。こうした点から県警は漏電などの可能性は低いとみていて、本社工場内や周辺の防犯カメラを精査するなどして捜査しています。

横浜市鶴見区

横浜市内で昨年一年間に発生した火災・救急出動件数の概況(速報値)を見ると、鶴見区の火災発生件数は2年連続で18区中最多となっています。鶴見区内の昨年一年間の火災件数は76件で前年比5件増。主な出火原因は、前年から8件増えた「放火」が21件でトップというデータ。

で、2021年に入っていきなり京三製作所の2カ所同時出火。ということで結び付けちゃうのもかなり強引ですね。放火魔がいたとしても、倉庫や工場に侵入してまで放火するなんてのは考えにくいです。こういう輩が警備員が配置されているであろう敷地内に侵入するとは、、、。

などと考えていくと、警備の状況や深夜の設備の稼働状況などなど。かなりの情報を持っているものの犯行。同社の従業員等による犯行なんてことに繋がりかねません。同社のガバナンスやESはどうだったのか。この事件、意外な結末もありそうです。

「京三製作所(6742) (続報) 2カ所同時火災 やはり放火か」への1件のフィードバック

  1. 当日非番だった元・警備員(22)が本日逮捕されたという報道がありました。
    5月と6月にPC窃盗の疑いで逮捕されているということで、目星を付けていたと
    いうことかもしれません。
    愉快犯か私怨か、はたまた精神疾患かわかりませんが、仮にその容疑者が真犯人だったとしたら
    京三製作所にとっても、防ぐのが難しいけど防がなくてはいけない、痛恨の出来事に
    なったと思います。

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