グローリー株式会社 従業員の不正行為 調査委員会を設置

グローリーは2/9、「社内調査委員会設置に関するお知らせ」を公表しました。同社は、従業員による資金詐取判明後、ただちに部門横断的な役職員で構成される社内調査チームを結成し、本件に係る調査を開始していましたが・・・。

おさらい

グローリーは2/4、「第3四半期決算発表延期に関するお知らせ」を公表し、「国内連結子会社において従業員による資金詐取の疑いが判明したため」とだけ説明していました。

決算発表ギリギリのところで同不正行為が発覚したための延期であり、資金詐取という事案の重大さよりは、タイミングの問題かという印象の方が強かったですね。が、しかし、やはり社内調査委員会の設置ということになりました。

社内調査委員会

同社監査等委員を委員長に、総務担当役員、経理・財務担当役員を二人の委員とする社内委員会の設置。さらに公正かつ透明性が担保された調査を実施すべく、調査委員会の履行補助者として外部の弁護士及び公認会計士を加えた体制になります。

にわかに事の重大さを印象付ける展開になってきましたね。SNSとかでは、「パワハラ、モラハラ過労で、会社に不満がある従業員が精神的に追い詰められて」、、、なんて指摘も(あくまでSNSのおはなしです。事実関係はまったく分かりません)。

一時期めちゃくちゃ成長した企業が、時代の変化とともに凋落(もしくは停滞)していく状況。組織の中では様々な不協和音が起きやすいです。kuniもバブル崩壊後の証券会社でいろいろ経験してきました。

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