ヨネックス テニスラケット製造工場で火災事故

ヨネックスは11/22、「当社新潟工場における火災について」を公表しました。11月21日(日)午前11時30分頃、同社新潟工場において火災が発生したとのこと。消防車9台が出て消火にあたった結果、火はおよそ5時間後に消し止めらたということです。

ヨネックス

ヨネックスはバドミントン、テニス、ゴルフが3本柱のスポーツ用品メーカー。スポーツ用品事業とスポーツ施設事業を柱に事業を展開。バドミントン用品が主力みたい。知名度はかなり高い企業ですが、今のところ東証2部上場企業です。

創業者の米山さんが、新潟県三島郡(現長岡市)で木製品の製造販売を開始し、昭和30年代にバドミントンのラケット製造を始めました。社名は米山製作所から、ヨネヤマラケット、ヨネックススポーツへ。そして1982年から現在のヨネックスになってますね。

火災の概要

長岡市にある工場で火事があり、従業員2人が煙を吸い込んで搬送されましたが、いずれも症状は軽く、開示の時点で既に自宅に帰宅しているということです。発生が日曜日となっていて、火災はテニスラケット製造工場の排気ダクトのメンテナンス中に出火したと説明されています。

工場火災の事故、いくつか取り上げてきましたが、それなりに火災が起きそうな業者であることがほとんどです。が、ヨネックスの場合はテニスラケット製造工場。で、排気ダクトで火災。どんなふうに発生したのかイメージできませんね。まぁ、人的被害がなくて何よりでしたが。

ヨネックスのラケットを使用する大坂なおみ選手の活躍もあり、ここ最近は業績も好調。今期売上高は2018年3月期以来の過去最高を更新しそうな同社。この火災事故で躓いたりしないと良いのですが。

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