短期養殖(半養殖)マグロ 出荷が始まる

日本経済新聞は1/21、「短期養殖マグロ、山口で初出荷 通常養殖より2割高く」と報じました。漁獲した天然クロマグロを半年ほどいけすで養殖し、太らせて出荷するという手法らしいです。

短期養殖(半養殖)

1匹100キログラム近い天然マグロを漁獲し、半年かけてサバなどの餌で150キログラムまで太らせるんだそう。海で泳いでいたとあって赤身がしっかりし、トロ部分には甘い脂が乗っていると。想定する卸値は時期にもよるが、3〜4年育てる通常の養殖マグロより2割ほど高いとのこと。

養殖期間が通常養殖より短く、餌代や災害のリスク軽減や天然資源の価値向上につながるといいます。餌代は分かるけど災害リスクってなんだ?地震や津波でいけすが破壊されるリスクのことでしょうか。全体的に完全養殖よりコスパが良いことを伝えているんだけど、漁獲のコストとかはどうなんでしょうね。

マルハニチロ ニッスイ

今回山口県長門市から出荷したのはマルハニチロの子会社。ほかにニッスイも京都府で短期養殖を手がけているそうです。「漁獲規制の効果によりマグロが増えてきて、イカをたくさん食べちゃうからイカが不漁で価格高騰」なんてニュースもありましたね。

イカの漁獲量も復活して、美味しいマグロが安く食べられるようになるならありがたい話です。ただ、サバが割り食っちゃうんだよね。海流の影響でサバが不漁・・・なんてことになると短期養殖も破綻しそう。

トランプ次期大統領 「カナダを51番目の州に」

なかなか強烈な発言ですよね。ほかにも「グリーンランド(デンマークの自治領)を購入する」とか、「パナマ運河を返還させる」とか。従来ならジョークとして受け止められそうな発言ですが、ロシアのウクライナ侵攻なんか見せられてるだけに、アメリカでも何かしら起きそうな感じです。

まったくあり得ない話でもなさそう

カナダはもともとイギリスとフランスの植民地。実態としてのカナダ国家が確立してからまだ100年程度という国なんですね。位置的にもアメリカとアラスカ(これもアメリカ)に挟まれています。アラスカ州も1867年にロシア帝国からアメリカ合衆国が買収したという歴史があります。なんてことを調べていると、ますます実現ありかも、という気がしてきます。

日本はどうなんでしょう

パナマ運河はアメリカが10年かけて造り、その後85年間はアメリカが管理してたんですね。もともとはアメリカのもの、とトランプ氏は考えてるんでしょう。と、ここまで彼の発言を見てくると、やはり気になるのは「日本をどうしようと思っているのか」。

アメリカからは遠く離れていますが、第二次大戦後は沖縄などがアメリカの占領地でした。観光資源が世界的に認められつつある日本は、沖縄を手放した頃よりめちゃくちゃ魅力的になってるはずです。こんなこと考えたくないけど、52番目の州になんてこともありえるのかな。

タコの価格が高騰 マグロと価格が逆転

タコの価格高騰が話題になってますよね。総務省の9月の小売物価統計によると、東京都区部の「たこ」小売価格は100グラム507円と「まぐろ」の同499円を超えたんだそう。2000年にはタコとマグロは2倍の価格差がありましたが、タコが右肩上がりを続けて逆転したということです。

マダコが牛肉より高い

今年の夏ごろには、ダコの価格が国産牛の価格を上回った、というニュースがありました。(もちろん品種や部位次第ですけど)。その後も価格高騰が進み、今度はマグロを上回ったという状況。漁獲量が減少し、養殖も難しいとなると、価格の上昇はやむをえません。

タコの輸入元

日本の2023年の国内タコ類漁獲量は2万2500トンと、過去10年で3割減ったそう。国産だけでは需要をまかなえず、23年は約3万トンを輸入しています。主にモーリタニアやモロッコなどアフリカ産で、両国からの輸入が全体の半分以上(約57%)なんだそう。回転ずしで私達が食べていたのはほぼアフリカ産らしいです。

価格高騰も気になりますが、これまで食べていたマダコがアフリカ産だったというのが驚きですね。訪日客が爆発的に増加し、日本食の美味しさを知る。世界中が日本食やその素材を買い求めるようになってきました。日本だけで食べられてきた美味しい食材が世界中で食べられることに。そりゃ価格も高騰するわな、って痛し痒しな話です。

情報通信研究機構(NICT) 大型の太陽フレアの発生を公表

情報通信研究機構は10/9、「太陽面で大規模な爆発が発生、地球方向への高速コロナガスの噴出を確認」と公表しました。10月9日(水)10時56分に、太陽面中央付近に位置する黒点群13848において、大型の太陽面爆発現象(太陽フレア)の発生を確認したとのこと。

太陽フレア

太陽フレアとは、太陽の黒点付近で生じる爆発現象のことで、強い紫外線やX線、電波等が放射されるほか、太陽の上層大気であるコロナガスが放出され、地球に到来すると大規模な宇宙環境変動を引き起こすこともあります。

この現象に伴い、地球方向への大規模なコロナガスの噴出および高エネルギーのプロトン粒子の増加が確認されているといい、2~3日以内に、コロナガスが地球に到来・通過することが予測されています。

そのため、地球近傍の宇宙環境や電離圏、地磁気が乱れる可能性があり、通信衛星、放送衛星などの人工衛星の障害や、GPSを用いた高精度測位の誤差の増大、短波通信障害の影響などが生じる可能性があります。

この影響について、情報通信研究機構は、コロナガスが地球方向へ放出されており、日本時間10月10日(木)の深夜以降に到来すると予測。数日間にわたり、上記の影響が続く可能性があるとしています。10/3にも同じレベルの現象が起きてましたが、皆さんお気を付けください。

国土交通省 物流パレットの規格を統一

7/10付け日本経済新聞に、「物流パレット規格統一 国交省、積み替え省略狙う 作業時間3割削減」という記事がありました。パレットの共通化で作業時間が3割減になるとの試算があるそうで、物流の効率化は産業全体に好影響を与えるとしていました。

パレット

パレットとは保管や運搬の際に荷物を載せる荷役台のことで、数える時の単位は「枚」。パレットを使用することで複数の荷物をまとめて保管・管理でき、作業効率を向上させてきました。しかし、業界ごとに規格が乱立しており、積み替えなどに無駄な時間がかかっていました。

調べてみると、日本国内で使用されているパレットのサイズは10種類近くありますね。2021年に国交省や関係省庁、物流の業界団体・企業、学識経験者などが参加して統一に向けた調整を進めてきました。

統一規格

で、結果的に統一規格は、JIS規格でもある、「1.1メートル四方で厚さが14.4~15センチメートル、最大積載量を1トン」となったそうです。現在この規格以外を使用しているのは、酒類業界、冷凍食品業界、化学業界などだそう。

いわゆる2024年問題で物流業は深刻な人手不足が懸念されていますが、このパレット統一による効率化でかなり解消するはず。しかし、2024年問題は何年も前から懸念されてきたのに、なんで規格統一決定までに3年もかけてしまったんでしょう。