サッカーU22日本代表 キリン・チャレンジカップ ジャマイカ相手に 9-0

いやぁ、久しぶりに酒が美味しい試合でしたね。親善試合とはいえ、ここまで圧勝すると盛り上がります。セルジオさんはいつものように相手がバカンス気分だとか、弱すぎるとかってケチ付けてくれるんだろうけどね。そうかもしれないけど、若き日本の戦士たちを祝福しましょうよ。

蘇る記憶

1998年フランスワールドカップ。初出場したものの、予選リーグ2連敗でグループリーグ敗退が決まっていた日本代表。3戦目の対戦相手がジャマイカでした。残念ながらそのジャマイカにも1-2で負けてしまったんですね。その試合で2得点を挙げた選手が、今回のジャマイカを率いるウィットモア監督です。

一方で、ジャマイカ戦でワールドカップ日本初ゴールを挙げたのはゴン中山選手でした。ってことで、今回の試合をお酒を飲みながら楽しんだんですが、鮮烈なフリーキックで1点目を挙げたのが、これまた奇遇というか、キャプテンの中山選手なんですね。もう20年も前の試合を思い出しながら、廻りあわせって、、、あるもんだなぁと感心しました。

これだけ守備の凄さを感じたのは初めてかも

バンバン決まるゴールも、PKを除いてなかなか美しいゴール。終わってみれば9得点。ゴールするごとにお酒の方もピッチが上がり、試合終了時にはかなり酔っぱらってました。しかし、この試合、9点という得点以上に、守備が凄かったですね。守ってるという感じではなく、相手がボールを持っているときにどう攻めるか、、、みたいな感じの守備でした。素晴らしいの一言です。

kuniは代表の試合はほとんど見ていますが、所詮素人です。このコメントは軽く聞き流してくださいませ。しかしながら、守備の時にあれだけ全員の意思が一致して攻めていけるというのは、凄いことだと思います。サッカーに限らず、チームで働く職場でも一緒です。

ラグビーで流行語大賞になった、ワンチーム。今回のU22の選手たちも見事に見せてくれたんじゃないでしょうか。来年1月にタイで開催されるU-23(23歳以下)アジア選手権が楽しみになってきました。

昨年度 過去最多を記録したもの

12/25付け日本経済新聞に、昨年度過去最多を記録したものが3件載ってました。「教員のわいせつ処分最多 282人、文科省調査」、「高齢者施設の虐待が過去最多 621件、大半は認知症」など。なんとも情けないというか、悲しい話題ですね。もう一つは昨年度ではなくカレンダーイヤーで、ですが、「出生数の減少に伴う人口の自然減が51万人」というのも。

子供と高齢者

戦争や疫病などで多くの命を失ってきたのも高齢者や子供たちでした。平和な時代になっても、やはり社会現象の犠牲は高齢者と子供なんですね。高齢者の虐待が増加するのは、そもそも施設に入る高齢者の数が爆発的に増加していることが背景にありそうです。

しかし、出生数が減少し当然母数である子供の人数が減ってきているのに、わいせつ処分というか、わいせつ行為が増加するというのはどうでしょう。明らかに別の要因があるわけですよね。SNSを使用して子供を誘拐みたいな犯罪が増えていることも同根でしょうか。さらに結婚しない人、できない人が増加していることも背景にあるのかも。

わいせつ処分を受けた教員の97.9%、276人が男性とのこと。同じ世代の女性に対するストレスや劣等感みたいなものが、子供たちに向けられるのか。こと教員となると、モンスターペアレンツなどのストレスもあり、精神的にも追い詰められている人も多そうですよね。とはいっても、やはり弱者である子供たちは守らなければね。

いじめ認知件数

昨年度に過去最多を記録したものとしては、「いじめの認知件数」というのもありました。全国の小中高校で認知されたいじめは、過去最多の54万3,933件だったそうです。同じく、小中高で発生した暴力事件や児童生徒の自殺、不登校の小中学生なども激増しているようです。必ず解決していかなければならない社会的課題です。年の瀬に何とも暗い話題ばかりで申し訳ありません。

タピオカミルクティーはバブルティー

12/4 日本経済新聞で2019年のヒット商品番付が発表されていました。東西横綱にはそれぞれ「ラグビーW杯」、「キャッシュレス」が、、、順当なところです。そして、西の大関には「タピオカ」ですと。こういうご縁のないものは通常触らないkuniなんですが、なんと今年一口だけ飲みましたぞ。

確かに流行りましたね

街を歩いていて妙な場所に行列ができてると思うと、そこはタピオカ屋さんがオープンしてた。そんな経験もありました。インスタ映えとやらが人気に拍車をかけたんだそうですね。そんな中、東京商工リサーチさんが「タピオカ屋さん動向調査」なる調査をされ、公表されています。

その調査によると、「タピオカ」専業および関連事業を営む企業は、今年3月末時点で32社。これが8月末には60社に増加してるんだそうです。わずか半年ほどでほぼ2倍ですね。どおりで街で見かける機会が増えたわけです。

バブルティー

このタピオカミルクティー、北米ではバブルティー(bubble tea)と呼ばれるそうですね。ミルクティーの中のタピオカがバブルに見えることから・・・というんだけど、沈んでますよね、底に。バブルに見えないんだけど。

さきほどの動向調査によると、今回のタピオカブームは第3次ブームなんだそう。第1次ブームは1992年頃、第2次ブームが2008年頃だそうです。この2回はそれぞれ、バブル崩壊直後とリーマンショックに重なります。で、今回は米中貿易摩擦、英国のEU離脱、国内では消費税増税と重なる、、、と指摘しています。

リーマンショックもサブプライムが崩壊したわけで、過去2回については、いずれもバブルが弾けたわけです。さて、今回は何のバブルが弾けるんでしょう。バブルが弾ける頃に流行るから、、、そういうことでバブルティーと呼ばれているわけではなさそうですが。

運転免許自主返納で電動アシスト自転車?

最近、運転免許証を自主返納した高齢者の電動アシスト自転車利用が増えてきているそうです。高齢者によるブレーキの踏み間違いで、多くの人たちが犠牲になってきたことを思うと、良い傾向です。。。と言いたいところですが。本当にそうなんでしょうかね。

自転車に轢かれそうになった

先週の日曜日、雨のせいでウォーキングをいつもより遅い時間にスタート。細めの歩道を歩いていたら、前から高齢者が乗る自転車が。kuniと電柱の間を上手く通り抜けようとしてるんですが、必死の形相でハンドル握りしめ、身体が硬直している様子。見ているこっちが怖くなって、何とかかわしました。

ブレーキとアクセルを踏み間違えている高齢者も、あんな感じなんだろうなと思いましたよ。ブレーキかけて、いったん止まるとかすりゃいいのに。「あの間をすり抜ける」ことに集中して、というか、他の選択肢を考える余裕がないんでしょう。意外にスピードも出てましたしね。

高齢者に新たな武器

運転免許の自主返納は良いんですが、それで新たに電動アシスト自転車は止めてほしいな。今度は堂々と歩道を走れるんですよ。調べてみると、電動アシスト自転車は、時速10キロまでは踏む力の2倍でアシスト、10キロから24キロまでは2倍から0倍までアシスト力が下がっていくように作られているようです。道路交通法で定められてるんですね。

乗ったことがないので、正確なことは分かりませんが、時速10キロ~20キロ近くまで、高齢者でも簡単に出せてしまうと考えてよさそうです。20キロともなるとかなりのスピードですよ。これで歩道上で無防備な人に突っ込んでこられたら、、、と考えると。これ、やっぱり立派な武器です。おまけに突っ込んでくる方はヘルメット着用してたりするし。

シンガポールでは、時速10キロに制限されていた電動キックボードですら、死亡事故が起きるなどで、事実上禁止されたそうです。

とまぁ、いろいろぼやいてきましたが、、、団塊の世代が作る最後のブームになるんですかね。こりゃどうにも止まりませんな。

日本人の読解力低下 日本語が読めない人3割

少し前の日経ビジネスの記事が伝えていた話です。「今の中高生の1/3は、日本語の簡単な文章が理解できない」という話。正直なところ「マジか」って感じです。簡単な読解テストを2問載せていましたが、そのうちの一つを以下に掲載しましょう。

問1 次の文を読みなさい

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。

この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。

Alexandraの愛称は(   )である。

1.Alex  2.Alexander  3.男性  4.女性

正解は 1.Alex

そもそも質問を読みながら皆さんはきっとどこかに引っ掛けがあるんじゃないか、、、なんて警戒しませんでしたか。引っ掛けも何もありません。誰が読んでも答えは1.Alex になるはず。が、しかし、中学生の62%が、高校生の35%が不正解なんですと。ちなみに4.女性と回答して間違えた人が多かったとか。

日本語の文章の「係り受け」を問う問題だそうですが、文法の話はともかく、この程度の読解力がないというのは大問題です。日経ビジネスではこうした事実を例にあげて、日本の人材力低下に警鐘を鳴らしていました。

素人なりの考察

例文の中に「女性の名Alexandraの愛称である」という記述があります。ここだけに目をやると、「女性」と回答した人の感覚も分からないでもないような気もします。文章全体での主語述語、修飾語との関係を理解できてないのか、理解しようとしないのか。SNSなんかでも、とにかく短文ですべてを伝えようとする習慣の弊害でしょうか。