軍事産業や防衛分野 本格的な投資対象へ

8/16付けの日本経済新聞に、「中国警戒で軍需に傾く米テック」という記事がありました。中国が台湾周辺で大規模な軍事演習を行ったことを受け、米国のハイテク大手や新興企業が技術の軍事利用に積極的になってきているという記事です。

ロシア 中国

従来、米国のハイテク企業は、自分たちの持つテクノロジーが軍事利用されることに反対していました。グーグルが2018年に国防総省のクラウド契約の入札に参加しようとした際、従業員数千人が抗議して止めさせた、なんて事件もありましたよね。

そのハイテク企業らがテクノロジーの軍事利用に前向きになってきているというわけです。中国の好戦的な姿勢や、ロシアのウクライナ侵攻などのように、軍事大国から一方的に攻め入られる現実を見せられ、防衛分野は技術者の目に道徳的に映り始めているとのこと。

見る目の変化

ハイテク企業の技術者に限った話でもありません。いくら平和を唱えていても、一方的に侵攻されてしまっては武器を取って反撃せざるを得ません。また、侵攻されないための軍事力の確保も課題となるでしょう。当たり前の話ですが、これまで政治家が考えてきたようなことを、技術者も容認するようになってきたということですね。

こうした変化は投資の世界でも進んでいきそうです。これまでは戦争を材料に株を買うなんてのはちょっとしたタブーだったような気がします。技術者たちの変化同様、投資家も素直に防衛関連や軍事関連の銘柄を買えるようになりそう。そんな変化が出てきそうな気がします。

手強いぞ 認知症(その4)

要介護認定に向けて、先日市役所から調査員が来られました。その老人が介護が必要な状態かどうかを判断するために、当人と面談し、ヒアリングを行うわけです。その結果やかかりつけ医の意見などを基に、役所として介護の必要性を審査するんだそうです。

既に1か月経過

要介護認定の申請を行ってから既に1ヶ月が経過しました。が、今のところ認定結果は届きません。結果が記載された「認定結果通知書」と「介護保険被保険者証」が市役所の高齢者支援課から届くはずなんですが、、、。

要介護状態は軽い方から、「要支援1」、「要支援2」。介護が必要な状況であれば「要介護1」、「要介護2」と進み、もっとも症状がひどくなると「要介護5」という区分に認定されます。調査員の方の接し方なんかからkuniが予想しているのは、「要支援1」または「要支援2」というところかと。

つまり、要介護状態は軽く、介護サービスによって生活機能の維持を必要とするほどではない。という見立てです。いや、素人がこんな事予想してもしょうがないんですが。まぁ、とにかく認定結果を早く教えてほしいものです。

運動と習慣化

母親と一緒に生活するようになって、とにかく運動をさせています。往復で1.2kmの距離になる近所のスーパーまで毎日歩かせる(もちろんkuniも帯同)。使い方が分からなくなっていた銀行ATMも毎日使用させる。忘れてしまっていた料理も毎日作らせる。

毎日の運動と苦手意識を持ち始めていた行動についてはできるだけ習慣化。これによって、少しづつ自信を回復し始めているようで、身体も元気になっていってるような、、、気がします。本人はかなり文句言ってますが。

1株から買える株式市場に

8/10付けの日本経済新聞の社説に、「1株から日本株を買える制度に改めよ」という記事がありました。株式の最低購入金額の引き下げについては、もうかなり前から言われてきたところですが、なかなか思ったように進んでいません。この社説が言ってることはその通りだと思います。

投資にはまとまったお金が必要

日本における投資の常識、「投資にはまとまったお金が必要」というやつですが、いわゆる単元株制度により100株が最低売買単位になっていることが原因です。日経の記事によると、最も株価の高いファーストリテイリングでは最低売買単位を買い付けるのに800万円以上が必要。他にも、キーエンスで555万円、東京エレクトロンで455万円だそうです。

一方で欧米では1株から購入できるということですから、日本でも同じ制度にしてしまえば、ファーストリテイリングでも8万円程度で買付できるわけです。日経が指摘するように早く欧米同様1株から買える制度に変更すべきですね。kuniもそう思います。

NISAで買えない銘柄

日経では面白いことを指摘していて、年上限額が120万円の一般NISA(少額投資非課税制度)では買うことができない銘柄が多数存在していることを指摘しています。これまでも最低投資金額がどれくらいであるべきかについていろいろと議論があったわけですが、「NISAで買えない」という視点はなかなか斬新ですね。

国が税制面で認めているにもかかわらず、その制度で買えない銘柄があるというのは確かに問題です。そろそろここらで1株から買える日本株市場にしませんか。嫌がる上場企業があるなら上場廃止ということで。

手強いぞ 認知症(その3)

毎日がストレスとの戦いです。まだらボケの本人もきっとストレスあるんでしょうが、言いたいこと言って、激しく怒って悲しんで、、、という感情を表に出せるだけ幸せなのでは。とkuniは勝手に思っています。

何度同じことを

認知症の症状として、何度も同じこと言う、というのがあります。我が家のケースでは、「買い物でレジ袋が有料だからこれ(使用済みレジ袋)持っておきなさい」というヤツ。レジ袋を小さくたたんだヤツをポンと放り投げてくるんですが、既にもう何回同じことを聞かされたことやら。最初のうちは「もう持ってるよ」と返してましたが、最近ではその気力も・・・。

ボケてること分かってるはず

ことあるごとに、ボケてしまってるからと都合よくお茶を濁すわりには、息子に対して「〇〇しなさい」という指図や指導がやたら多い。そもそもボケてる頭が考えてるわけで、「いや、そりゃないだろう」みたいなこともバンバン言ってきます。で、そうした指図も何度も聞かされることに。

夜寝れないから睡眠導入薬

なぜだか分からないんですが、母親の口癖が夜寝れないというもの。そのため医者から睡眠導入薬らしきものをもらって服用しています。一緒に生活してると分かるんですが、昼間に3時間とか4時間とか昼寝してるのよね。そりゃ夜寝れんわ。っていうと、、、。

「あれはうたた寝で寝てるんじゃない」とのこと。大いびきかいてうたた寝かぁ。メチャ勝手な理屈で眠れない自分を演出するんだよね。「夜寝れない」、も何度聞かされたことか。睡眠障害が一種のステイタスになってるみたいで、変。こういうの良くある話なんだろうか。

手強いぞ 認知症(その2)

前回書いたようにkuniの母親の症状は正確には認知症ではないということなんですが、軽度認知障害というのも伝わりにくいかと思いますので、当面認知症という表現をさせていただきます。ちょっと面白い事件が起きました。

4回目のワクチン接種に同行

かかりつけ医から4回目の新型コロナワクチン接種のお知らせがあり、昨日母親がワクチンを接種してきました。その日に起きた事件です。

15:30に病院で接種ということで、まぁ朝からバタバタ。あと一週間で切れてしまうお薬をワクチン接種の日に一緒にもらえるかどうか、、、。病院に尋ねてみようか、薬をもらうとなるとかなり早めに行かなきゃとか、といった話題に巻き込まれます。kuniはほとんど病院にかかったことがないので病院関連の手続きなどまったく分かりません。

すったもんだした挙句、この日はワクチン接種だけにするということで、15時にタクシーを呼びました。kuniも同行してくれということで、バタバタと準備し、タクシーも到着。お出かけ間際に戸締りを忘れていたドアがあり、そのドアに鍵をかけていたら、母親を載せたタクシーが出発してしまったのです。

同行するはずの息子が同乗していないことに気付かず、さっさと行ってしまいました。どこかで気付いて引き返してくるかと思いきや、全く戻ってきません。2時間後に戻ってきた母親に聞いてみると、接種を終えて病院の外に出てきて息子がいないことに気付いたんだそうです。凄いでしょ。呆れました。

で、帰ってきて吐いたセリフが、「何であんたタクシーに乗ってなかったの」。戸締りするなら「少し待って!」くらいの声かけなさい。って叱られる始末。息子を載せ忘れて出発しながらも、ワクチン接種は無事に済ませてきてる。まだらボケって怖いですね。これからこの人とうまくやっていけるんだろうか、、、。かなり心配です。