日経平均株価 年末に44,000円 とな

先日、楽天証券のチーフストラテジストが公表したマーケット見通し。強硬だった米国の関税政策に緩和の兆しが出ていることを受け、世界的な不況や長期低迷を回避できるとの見方が強まってきたことから、日経平均株価は年末めどに4万4000円まで上昇するという見方を示していました。

中々の強気

関税上乗せ部分を90日間停止したり、電子関連製品(アップルアイフォンに配慮)を相互関税の対象から除外したりと、少しづつ落としどころを探る動きが出てきています。確かに「トランプ関税えらいこっちゃ」、という市場の急落懸念は相互関税の公表時期がピークだったようにも見えますね。

この方の主張は、関税によって打撃を受けるのは米国の企業であり、米国民であるという主張で、「米国が民主主義国家である限り、最終的には世論が制する。関税の強硬姿勢は緩み、株価を押し上げる方向に作用する」というもの。

確かにおっしゃる通りなんだけど、これに対してトランプ氏が唱える米国産業の復活というシナリオをどのくらい織り込めるのかという面が注目されます。復活の条件をしっかりと確立しながら、国民の経済環境を守り抜けるのか。ここが注目されますよね。

まぁ、いろいろな見立てがあるでしょうけど、日経平均株価が年末に44,000円という主張はなかなか勇気ある見立てだと思います。ん~、そうなってほしいけど。

介護事業者倒産 昨年度最多179件 介護職員の処遇改善も喫緊の課題

4/16、東京商工リサーチが公表した調査結果で、介護事業者の倒産が昨年度最多の179件となったそうです。同社は、職員の処遇改善や物価高への対応など、「国の支援拡充がなければ25年度も倒産の増加は避けられない」としています。

特定最低賃金の導入という動き

その解決策としては3/21に、最低賃金を通常より高く設定できる「特定最低賃金」の介護職への導入について「活用の検討を進めたい」という閣僚による話がありました。日経では、「賃上げの裾野の拡大につながる可能性がある」としていましたね。

特定最低賃金

特定最低賃金は特定の業種を対象に、地域経済を支える産業における中小企業の従業員の待遇改善を行う制度で、現在、電子部品製造業や百貨店・スーパーなどの業種にとり入れられています。とはいえ、最低賃金のお話ですから、過去の適用例を見ても時間当たり数十円から100円程度。

介護職の現状認識

とにかく報酬が低い。これにつきます。そのため人手不足の解消は遅々として進んでいません。これに対して介護を受ける高齢者は増え続けているわけです。今回の政府の動きは大きな影響力があるとは思えませんが、とりあえず一歩前進として評価しましょう。こういう話題が世の中に拡大することが重要です。

認知症の高齢者からパワハラ、セクハラを受けながらも、自分の感情を押し殺し、安い給料で必死に働いてくれている介護職たち。さらなる処遇改善を求めたいですね。もちろん事業者への対応も。最後に介護職の皆さん、いつもお仕事ご苦労様です。Kuniは介護職の皆さんを応援しています。

コスモエネルギーホールディングス 子会社コスモ石油堺製油所で爆発事故、4人搬送

少し前になりますが4/10、コスモ石油の堺製油所で爆発事故が発生しました。親会社の開示も、コスモ石油のお詫び等もなかったため(これは良くないよホントに)、気が付きませんでした。この爆発事故で4人が病院へ搬送されましたが、いずれも命に別条はないということです。

コスモエネルギーホールディングス

今ではコスモ石油は持ち株会社の子会社になっており、取引所に上場しているのはコスモエネルギーホールディングスとなっています。ほかに、コスモエネルギー開発(資源開発)やコスモ石油マーケティング(石油製品販売)を傘下に抱える東証プライム上場企業です。

事故の概要

屋外で硫酸成分を純度を高めるためにヒーターで加熱した際に爆発し、機械のパイプのつなぎ目が破裂。この事故で破片があたった作業員1人が擦り傷を負い、爆発による耳鳴りを3人が訴え搬送されました。

大事には至りませんでしたが、コスモ石油では2006年、2011年(東北地方太平洋沖地震)にも千葉製油所で爆発・火災事故が発生しています。2022年にはガソリンや重油など18品目の品質検査でも不正行為が発覚しています。現場や従業員を大切にしない、、、カルチャーがあるんですかね。

リンナイ株式会社 浴室暖房乾燥機が発火の恐れ

リンナイは4/15、「当社製浴室暖房乾燥機の使用中止と無償点検・修理に関するお知らせ」を公表しました。製造から10年以上経過した浴室暖房乾燥機において、経年劣化故障によりごくまれに発火に至るおそれが判明したため、点検・修理を無償で行うとのこと。

リンナイ

リンナイは、給湯機器や厨房機器など、ガス機器を中心にグローバル展開する大手メーカー。ガス機器では国内トップのシェアを誇る東証プライム上場企業です。

火災事故も

「経年劣化故障によりごくまれに発火に至るおそれ」と表現されていますが、共同通信の報道によると、「浴室暖房乾燥機が原因で家屋が全焼する火災が兵庫県で1月に発生したほか、2019年以降に6件の一部焼損があった」んだそう。死亡した人はおらず、軽傷が1人ということです。

開示では対象となる機器の品番やらの詳細が掲載されてるんですが、OEMで提供されている製品もあるようで、東京ガスや大阪ガス、東邦ガスなどのブランドになっていたりします。我が家の機器は東京ガスだから大丈夫と安心することなく、しっかり品番まで確認しましょう。

NATTY SWANKYホールディングス ダンダダンで食中毒事故

NATTY SWANKYホールディングスは4/11、「食中毒事故発生に関するお詫びとお知らせ」を公表しました。肉汁餃⼦のダンダダン祖師ヶ谷大蔵店」(東京都世田谷区)において、食中毒事故が発生したということです。

NATTY SWANKYホールディング

NATTY SWANKYホールディングは、餃子が主力メニューの居酒屋「肉汁餃子のダンダダン」を東京中心に出店する企業。独自製法・レシピで均一性のある餃子を全店で提供しています。「粋(いき)で鯔背(いなせ)な」接客サービスに注力している企業なんだそう。

食中毒

3月22日、「肉汁餃⼦のダンダダン祖師ヶ谷大蔵店」で食事をした顧客10名からノロウイルスが検出されたとのこと。、この事態を受けて当該店舗では4月8日より営業を自粛していたようです。4/11にはしっかり開示されたわけですが、公表まで3週間もかかっているのはいかがなものでしょう。 一旦営業を停止したようですが、3/26には営業を再開しています。

保健所からの指示で4/8から営業を停止したようですが、その間食中毒事件の発生を知らずに飲食された顧客がたくさんいるわけです。こうした飲食店の対応ってどういうルールになってるんでしょうね。保健所より受けた営業停止処分(4日間)は4/11~4/14だそうです。遅すぎるでしょ。