Peatix(ピーティックス)でもサイバー被害 677万件の個人情報が流出

Peatix Incは11/17、同社が提供するイベント管理アプリサービスPeatix(ピーティックス)にサイバー攻撃が発生し、最大で677万件の個人情報が外部流出した可能性があると公表しました。677万件は驚きです。

Peatix(ピーティックス)

ピーティックスはオンラインのイベント運営やチケット販売を手掛ける会社だそうです。自治体などもこのサービスを使っているケースがあるようで、宇都宮市と宮崎市、鹿児島県はそれぞれ、個人情報が流出した恐れがあると公表しました。

宇都宮市や宮崎市では、新型コロナウイルスで低迷する飲食店を支援するプレミアム付き商品券を、オンラインで購入した市民の氏名とメールアドレスが流出したようです。

事故の概要

10/16~10/17にかけて、外部からの不正アクセスが行われ、顧客の個人情報が流出した可能性があるとのこと。このことを認識したのが11/9だそうです。

流出した情報は、氏名やメールアドレス、暗号化されたパスワードなどが含まれているものの、クレジットカード情報やイベント参加情報などは流出していないとのこと。

既に情報が・・・

その後の情報で、流出したとみられる約200人分の情報がインターネット上で閲覧できる状態になっていることが18日、分かったようです。攻撃者が盗んだ情報を販売する目的で掲載したということですね。

掲載されていたのは「個人データベース販売」と題された英語のサイトで「ピーティックス」、「大部分が日本人」などの説明があり、「サンプル」の欄には約200人分の氏名とメールアドレスが記載されていたと。サイバー攻撃、マジでヤバい状況になってきました。

こうして売られたリストを使用し、リスト型アカウントハッキングが仕掛けられ、パスワードの使い回しや安易なパスワードを使用している人が、また大勢被害にあうことになります。マジでヤバいです。