東京ボード工業は12/5、「当社佐倉工場における燻り発生について」を公表しました。「燻り発生」ってなんだこれ?。くすぶりって読んだらいいのか?よく燃えずに煙ばかり上げている状態を表しているってことなんでしょうか。翌日には鎮火したことを公表しています。
東京ボード工業
東京ボード工業は、日本で初めて木質廃棄物直接処理によるパーティクルボードを製造したボード業界のパイオニアなんだそう。マンションの床下地材のほか、体育館などの文教施設、家具や木工などにも使われるパーティクルボードを主力製品とする東証スタンダード上場企業です。
火災の概要
同社的には燻りと主張してるんですが、まぁ火災事故ですよね。開示では、12月3日(火)午後8時50分頃に木材チップサイロ内より燻り発生、5日時点では消防による鎮火確認中(サイロ内チップを全量搬出、放水作業中)だとしています。
実は東京ボード工業の佐倉工場、2022年末にも同様の事故を起こしています。その時は、「チップ乾燥設備において、低温発火と思われる内部焼損が発生」と表現していました。いずれも、先日、株式会社ノダの記事でも書いたように木材チップの自然発火でしょうかね。「二度あることは三度ある」と言います。注意しないと!