東北新幹線 走行中に車両の連結外れる 中央線でも

9/19、JR東日本の東北新幹線上りのはやぶさ・こまち6号が、古川(宮城県大崎市)―仙台間で走行中、はやぶさとこまちの連結が外れ、それぞれの列車が分離した状態で緊急停車するという事故がありました。時速300kmで走る車両だけに超危険な事故です。

事故の概要

秋田駅を出発したこまち6号(7両)が盛岡駅で同駅始発のはやぶさ6号(10両)と連結。東京駅に向かって走行中に連結部分が外れたとのこと。非常ブレーキが作動し、古川駅を通過後約6キロ走行した地点で停止。いずれの車両も脱線などはなく、約320人の乗客にけが人等はありませんでした。

今回は幸い脱線や衝突といった事故にはつながりませんでしたが、分離した車両のブレーキのかかり方が違うと互いに衝突する恐れがあり、列車トラブルの中では非常に危険な事象という指摘もありました。いや、マジでこれ怖いと思います。

JR東日本 中央線でも

報道によると、JR東日本が運行する中央線大月駅(山梨県大月市)で8月、発車直後に列車の連結が分離し、運転士が手動で停止させるトラブルが起きていたそうです。列車は約1時間遅れましたが、報道向けの事故情報では「車両点検」と理由を説明していたそう。

これ、マズいよね。もし本当に連結が外れていたことが事実なら、それを正しく公表しないと。このことがJR東日本内で共有されていれば、新幹線の事故が発生しないように対策がとれていたかもしれません。