株式会社 きょくとう 雇用調整助成金に関する特別調査委員会の調査結果

株式会社 きょくとうは4/19、「特別調査委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」を公表しました。同社の受給した雇用調整助成金について、支給申請の一部に精査が必要となる疑義が発生したというものでした。約1ヶ月半の調査を経て結果が公表されています。

調査結果の概要

同社が申請した新型コロナウイルス感染症の影響に伴う特例としての雇用調整助成金に関して、福岡労働局は全6項目を指摘していました。調査委員会ではそのうち3項目について、単なる過誤等ではなく、少なくとも担当者レベルにおいては、不適切な申請であると認定しています。

これらの不適切ないしは不正な申請について、会社上層部(取締役)の関与が存在したのか、についても検証されていて、特に前社長とB取締役について言及しています。

結論としては、前社長については、「不適切・不正な申請に対し関与があったと認定するに足る証拠はない」とのこと。一方のB取締役については、「一定の認識があったことが疑われる」とか、「決裁者として、管理本部長としての役割を果たしていなかったと評されてもやむを得ないものであり、同人の問題は大きい」としています。

読者からのコメント

実はこの辺りの事情については、当ブログの読者の方からコメントをいただきました。「この会社のB取締役が黒幕です。昔からブラック企業ですからね。元社員ですけどB取締役は悪い奴です」と、かなり生々しいコメントです。この方はすでに退職されているようですが、残った社員の方たちのためにも、しっかりメスを入れた方が良さそうですね。

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