神東塗料 認証不正 調査報告書を公表

神東塗料は4/28、「当社製の一部製品に係る不適切行為に関する調査報告書公表のお知らせ」を公表しました。この件に関する同社からの開示はこれが最終になると思われますが、最後まで「不適切行為」と言い続けましたね。立派な「不正行為」でしたが。

おさらい

同社は今年1/12、同社で製造する水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料(管用)について、公益社団法人日本水道協会の認証規格や、取引先との協定に関し、不適切行為があったことを公表し、特別調査委員会を設置して調査を進めてきました。

調査結果

水道管用塗料における一連の品質不正問題を調査してきたんですが、調査の結果、水道管用とは別の工業用塗料など467製品でも新たに不正が見つかっており、計552製品での不正が確認されたということです。

報告書の整理によると、同社の全製品は3571製品。これに対して不正を検知した製品は552製品ということですから、全製品の15.5%において何らかの不正が行われていたということになります。

所定の検査頻度を落として検査を実施した行為、所定の検査を省略し、検査成績書に推定値を記載した行為、検査成績書には検査結果とは異なり規格内である旨の記載をしたり、検査成績書に検査結果とは異なる規格内の数値を記載した行為など。大別するとこの3種類。

立ち直れるのか

結果の公表に合わせて役員報酬の減額等も公表していますが、この会社立ち直れるんでしょうか。今回公表された調査報告書も実は、報告者としての特別調査委員会の名前がありません。すべて神東塗料としての報告書になってるんですね。この点も少し気になります。

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