シマノ 下関工場で火災事故

11/21、午前11時ごろ、山口県下関市小月小島のシマノ下関工場内にある溶解炉から出火し、作業員が火災に気付いて119番通報したとのこと。建屋や溶解炉などの設備に焼損はなく、けが人はなかったとしています。

シマノ

シマノは自転車部品で変速機などの駆動用部品、ブレーキなどの制動用部品およびその他の部品の製造・販売を行う業界のトップ企業。また、釣具事業では、リール、ロッド、フィッシングギアなどの製造販売を手掛け、釣具メーカーとしても最大手の一角を占めています。海外売上高比率が90%という東証プライム上場企業です。

事故の概要

自転車部品のアルミを溶かす溶解炉のバルブを外した際にオイルが漏れ、溶解炉の外側に付着したオイルが発火したということです。けが人もなく設備の被害もないことから開示はされないでしょう。

被害は最小限で済んだということですが、この会社、過去にもいろいろ起きている会社なんですね。2018年には堺本社工場で火災事故。2022年には下関工場でリフトが落下し従業員が首の骨を折る重傷、なんて事故が起きています。さらに労災をめぐる訴訟も起きていたり。ガバナンスに問題がありそうな企業っぽいですね。

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