ラック不正入札 日本貿易保険が訴訟の提起

株式会社ラックは10/14、「当社に対する訴訟の提起のお知らせ」を公表しました。ラック、懐かしい名前です。この事件については当ブログでも3年前に取り上げました。両社の関係、まだこじれたままだったんですね。

おさらい

ラックが日本貿易保険のシステム構築を受注するにあたり、日本貿易保険の元顧問が審査基準を漏らすなど、ラックの落札に有利に働くよう不正に関与したというもの。元顧問は公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕されました。

ラックの側でも外部弁護士を含めた調査委員会を設置して、同事件に関する調査を実施しましたが、同社の社員が元顧問の不適切な行為に不当に関与した事実は認められないと結論づけられていました。

なお、元顧問が逮捕された時の報道では、ラックの社員も書類送検されたとのことでしたが、その後どうなったのかについては情報がありません。

訴訟の提起

開示によると、訴えの概要は、「請負代金返還等請求訴訟」で、訴訟の目的の価額は58億384万3,880円。ラックに不正行為があったなどとして、当該請負契約の解除、不法行為等を主張し、同社に対して既払金の返還、違約金の支払、損害賠償、不当利得返還等を求めています。

ちなみに、システム開発請負契約は47億円ということでしたね。で、2年以上もめてることから、ラックは前期決算において、このシステム開発請負契約について、長期滞留仕掛品評価損12億4831万円を特別損失として計上していました。

お互いに2年以上真っ向から対立、そしてついに訴訟。調査委員会の再設置とかあるんでしょうかね。落としどころはどこらへんでしょうか。

コメントを残す