三菱UFJ銀行は、「当行貸金庫取引を装う不審な電子メールにご注意ください」と、同社ホームページで注意喚起しました。11/22に公表した、元行員が貸金庫から4年半にわたって客の資産を窃取する事案が発生し、被害総額が時価十数億円程度とみられるとした件に関するものですね。
注意喚起
同行貸金庫取引を装って電子メールを送付し、メールを受信された顧客をまったく関係のない虚偽のページにアクセスさせ、暗証番号などの重要な情報を入力させることにより、個人情報を取得するという不審なメール(フィッシング詐欺)が送信されているとの報告を受けているとのこと。
現時点では、同行からメールにて貸金庫取引に関する連絡はしておらず、貸金庫取引に係る不祥事についての相談等は専用フリーダイヤルに問い合わせるよう促しています。
悪党って
しかしまぁ、悪党らはよく考えるものですね。「エッ、私の貸金庫は大丈夫かしら?」という不安につけ込んで、フィッシングメールで偽ページへ誘導し、IDや暗証番号等を入力させる。そして顧客の口座からお金を抜き取るという手口。こういう機敏な発想と行動、もっと他のまっとうなことに使えよ。
警察もこういう輩への捜査・検挙、もっと力入れてやってくれないかなぁ。匿名・流動型犯罪グループの捜査で忙しいと思うけど。