みずほ信託 元社員の顧客金銭着服 調査結果を公表

みずほ信託銀行は9/28、「元社員の不祥事件に関する調査結果および再発防止策等について」を公表しました。今年2月に公表した、富山支店の元社員(50 代・女性)が顧客の金銭を着服していた問題に関する調査結果ですね。

着服の概要

2月時点で、複数の高齢であるお客さまに対して虚偽の説明を行い、現金を届ける際にその現金の一部を着服する等の方法により、生活費や遊興費等に使用していたことを公表していました。被害総額は約6千万円ということでした。

調査の結果、新たに見つかったのは1顧客100万円ということで、被害総額は6,076万円ということになったようです(被害顧客数は14顧客)。被害の全額について、みずほ信託が補償を実施したとのこと。

調査範囲は全店に拡大し、当該元社員以外の社員による同様の着服行為等の有無についても調査を実施しており、類似事案は確認されなかったということです。調査結果公表にあわせて、社長と常務2人が役員報酬の一部を自主返納することも公表しています。

入行は2008年?

元社員は50代とされていて、同行への入行は2008年となっています。50歳だとしても入行時35歳ということになるので、どこか他の銀行から転職してきた人なんだろうか。もちろん、もしそうだったら前職の銀行でも調査が行われてると思うけど。

コメントを残す