三菱電機 新入社員が自殺 教育主任が自殺教唆容疑 ここ多いよね

三菱電機の新入社員だった20代の男性が今年8月に自殺し、教育主任だった30代の男性社員が自殺教唆容疑で書類送検されていたことが伝えられています。男性は教育主任から日常的に暴言を受けていたとのこと。この会社多いですよね、こういう事件。そろそろ経営の責任を問うべきでは?

過去にも同様の事件

週末の日経が伝えたものだけみても、長時間労働などが原因で男性社員5人が精神障害を患うなどして相次ぎ労災認定され、うち2人が自殺とありました。また、別の新入社員の男性が職場の上司や先輩からいじめや嫌がらせを受けて自殺したとして、両親が約1億1800万円の損害賠償を三菱電機に求める訴訟を東京地裁に起こしているとのこと。

過去5年間で4人の社員が自殺していることになりますかね。ネットでは「三菱電気は2018年12月に開催された『ブラック企業大賞2018』という不名誉な賞を受賞しています」なんてのも出てきました。そういえば、つい最近書いた「リクナビ問題」でも、行政指導を受けた内定辞退率サービス利用企業にも顔を出してましたね。

社風 カルチャー 経営者

ここまでくると、会社としても抜本的な策を取らざるを得ないでしょう。最近の流行りでは第三者委員会を立ち上げて、同様の事案がないか、グループ全体で悉皆調査を実施、みたいなことになるんでしょう。利害関係者に配慮した社内調査委員会あたりでお茶を濁す、なんてのもこの会社、ありそうです。

三菱電機のブラックぶり。社風だとか、そういうカルチャーの会社だとか言われているようですが、若手の技術者確保が最大の課題となっているこの業界で、こうした評価は命とりです。経営者自らがどこまで責任を取るのか、腹をくくって対処するのか、、、社会も学生たちも見ているはずです。

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