監理銘柄(確認中)、監理銘柄(審査中)の指定は外れたものの、特設注意市場銘柄に指定され、上場市場の変更(東証一部からマザーズへの変更)及び上場契約違約金まで徴求された同社。今度は社長解任?の話題です。12/15に開示されていました。
代表取締役の異動に関するお知らせ
11/16付けの開示で、代表取締役社長が取締役を辞任し、執行役員に就任する旨公表していましたので、特に中身はチェックしていなかったんですが、またまた、、、な内容でした。代表取締役が職務権限を超える金額の支払約定書に署名した可能性が判明したとのこと。
その支払約定書には、「ハイアス・アンド・カンパニーは、下記の債務を認識し、支払うことを承諾します」との記載があり、金額は2億4,000万円となっているそうです。この支払約定書とはどういうものでしょうね。なんか不動産関係の書類のように見えますが、、、。
顧問弁護士の見解として、同社が何らかの債務を負うとしても、その金額は3,000万円に留まるとの整理があり得るとか。本事案については代表取締役としての忠実義務に違反していると判断し、今回の「辞任」を決議したそうです。んん~、よく分かりません。「解任」じゃね?
新経営体制
翌日の12/16には、「新経営体制に関するお知らせ」を開示。代表取締役が前日に辞任したとともに、執行役員への就任もなくなったことを公表しています。12/23開催予定の臨時株主総会を経て、まさに新体制がスタートということになりますね。
しかし、2億4,000万円の支払約定書、、、なんなんでしょうね。経営責任を明確化するために取締役を辞任するのに、執行役員には残るというのは違和感ありありでしたが。