デジタル庁 メールアドレスが流出 大丈夫かぁ?

2021年(令和3年)9月1日に設置されたデジタル庁。デジタル社会の形成に関する内閣の事務を内閣官房と共に助け、その行政事務の迅速かつ重点的な遂行を図ることを目的として内閣に設置されたということなんですが、なにやら雲行きが怪しくなってきています。

立て続けに

府省間の縦割りを打破し、各府省に対する司令塔として活躍することが期待されています。さらに、政府機関の情報システムだけでなく、地方公共団体など、広く公共サービスに関する情報システムを対象業務とすることが想定されていました。

そのデジタル庁でここのところ、立て続けにミスが起きています。11/26には、省庁統一の申請システムとしてリリースされたERFS(入国者フォローアップシステム)において、一部の受入責任者(企業等)の方々に、他の受入責任者(企業等)がアップロードしたパスポート画像等が閲覧できる不具合が発生。

一日遡って11/25、新型コロナウイルス感染者との接触を通知するスマートフォン用アプリ「COCOA(ココア)」で、再び不具合が発生。まぁこれはデジタル庁だけの問題ではありませんが。

そしてもう一日前の11/24、報道機関向けにメールを送信した際に操作ミスがあり、メールアドレスが流出する事故が発生。なんとこれ、資料をメールで送信する際に、誤ってメールアドレス395件を「CC」に指定して送信したため、受信者間でメールアドレスを確認できる状態となったというもの。

もうこのレベルになると、そこらの企業でも最近ではありえないような話です。今後期待される本業に夢をもって立ち向かっていただきたいと思ってますが、、、まずは所属メンバーに自覚と基本動作の徹底をお願いしたいものです。日本の行政のDXはあなたたちにかかっているのですよ。

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