コロワイド 大戸屋ホールディングスにTOB

深夜の開示情報に面白い情報が多いんですが、今回コロワイドの開示は7/9の早朝、8時15分でした。同日の取締役会で決議したといいますから、かなり早起きの取締役会ですね。書面決議かもしれないけど。株主総会で負けたコロワイド。早速次の手を打ってきました。

6/25 定時株主総会

大戸屋の株式19.1%を保有する筆頭株主のコロワイド。大戸屋に対して12名の取締役候補者の選任を求める株主提案をしていました。大戸屋の連結子会社化まで見据えた提案でしたが、総会では否決されました。

そして次にコロワイドが打ってきた手がTOB(株式公開買付)というわけです。ある程度予想されていたとはいうものの、新型コロナの影響でこの業界の将来が見えなくなりつつあるだけに、正直まだやるか、、って感じです。買収しても、この環境下で立て直せるとは思えません。

創業者である前社長が亡くなり、新経営陣に前社長の妻と長男が対立。お家騒動に発展し、去年の10月、妻と長男が保有する18%を超える株式をコロワイドに譲渡してしまいます。で、コロワイドが提案した12名の取締役候補の中に長男の名前も。創業家と新経営陣とのお家騒動。最近多いですね。

今度の株主の判断は

TOBの価格は3081円。直近の大戸屋株式に40%以上のプレミアムが付いています。TOBにより51%まで株式を買い増して子会社化する目的です。総会では提案が退けられましたが、今回は株主はどう判断するのでしょう。

前回は売れない株をより高く導いてくれそうな経営者を選択しただけ。そして今回は10年来の高値で買い取ってくれるわけで、その後の経営者なんて知ったこっちゃない、ってのが株主の本音でしょう。一連の騒動、勝者は大戸屋でもコロワイドでもなく、売り抜けた株主、となりそうです。

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