民事再生の虎杖東京 関連会社が架空取引に

6/30 虎杖東京は東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日監督命令を受けました。この社名「いたどりとうきょう」と読むんですね。寿司店、カレー担々麺店などの飲食店を展開していたらしいのですが、kuniはこの会社知りませんでした。未上場企業です。

新型コロナで店舗閉鎖

かなり積極的に店舗展開していて、昨年末時点では41店舗まで。2018年9月期には年売上高45億円を超えていたそうです。しかしながら今年に入って新型コロナの影響で店舗の閉鎖が相次ぎ、春以降一部の金融機関に対する弁済が滞り、返済猶予を申し入れていたんですね。

いわゆるコロナ倒産って感じに見えていましたし、上場企業ではないのでスルーしてました。ところがこの虎杖東京の民事再生、関連会社の信用問題も影響しているようで、13億円の連帯保証債務もあるとか。負債総額32億円といわれる負債とは別に、です。

AIKジャパンコーポレーション

関連会社の名前はAIKジャパンコーポレーション。AIK社は昨年10月以降、複数企業間の架空取引に巻き込まれたとのこと。金融機関からの借り入れで支出した資金が回収不能となり、金融機関にデフォルトを起こしています。

この話は債権者説明会で話題になったようで、それが6/30のことです。その翌日から「日比谷総合設備」の記事がたくさん読まれるようになったんですが、、、。なんだか関係がありそうな感じしないんだけどなぁ。

ネットワンシステムズ、共和コーポレーション、大和ハウス、日比谷総合設備、、、架空取引は他にもまだまだあったと思いますが、どれと繋がってるんでしょうね。

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