東京オリンピック 大阪万博 札幌冬季オリンピック

大阪万博開催が決定したら

読んだ雑誌の名前を忘れてしまったのですが、、、たぶん経済誌のコラムだったと思います。2020年の東京オリンピックから10年間の間に、大阪万博、そして札幌冬季オリンピックが開催(誘致)予定だとしたうえで、実はこの順序での世界的イベント、高度成長期に日本が一度開催したイベントと全く同じ並びだと指摘されてます。確かに。

このイベント企画には政府もかなり関与しているのではないか、と書いておられましたが、おっしゃる通りかもしれませんね。もう一度、日本が輝く10年を見てみたいものです。kuniはギリ東京オリンピックを覚えていない世代なんですが、今の60代、定年再雇用世代にとっては十分記憶のある懐かしいイベントであり、もう一度彼らが自信を取り戻すには最高のイベント、10年間になりそうです。

アメリカは発想の国 中国は実装の国

また別の雑誌では、「アメリカは発想の国、中国は実装の国」と、それぞれの国民性の強みを指摘していたコラムも読みました。実装というのは、ちょっと分かりにくいでしょうか。ITの世界における強みを、中国は何でもいったん実社会で試してしまう。自動運転車を普通に街で走らせてしまうし、レジなしコンビニもすぐに実用化してしまう。で、上手くいかなかったら修正すればよいという文化、国民性だと指摘していました。

このコラムを読んだときは、じゃあ日本は?と考えてみました。たぶん多くの読者がそう考えたと思います。日本は「〇そうの国」。しかし、残念ながら今でも良い言葉が浮かんできません。

二つのコラムで感じたこと ホスピタリティ

日本の強みはと言うと、客人に対するおもてなしの文化、ホスピタリティではないでしょうか。世界一治安の良い国。食べ物(和食や日本酒)が美味しい国。観客がスタジアムの掃除をして帰る国なんて、かなり有名になりましたよね。そういう意味で既に世界は日本に注目しています。

プラットフォーマーにはなれなかったかもしれませんが、世界が認める素晴らしい文化を持つ国です。ボキャブラリが不足していて、「〇そうの国」という表現はできないんですが、たぶんこの強みは異論のないところかと。そう考えていくと、もう一度このイベントを企画というか調整してるのって確かに政府かもしれないと思いますし、なかなかいけてる企画だなぁと思うわけです。

最初のイベントでは、戦後の日本を復興するため、高速道路や新幹線などが整備され、いわゆる高度成長を遂げることができました。まさに戦後の日本が土台を築いた時代です。そして次の同じイベントでは、日本のホスピタリティが花開き、世界中の観光客にとっての癒しの国として、大きな成長を成し遂げることができるんじゃないかと。kuniは妄想しているわけです。

TOYOTAのKINTO

サブスクリプション

サブスクリプション制というのはこれまで何となく聞いてきましたが、日本一のメーカーのトヨタが、となるとですね。もう少し真面目に勉強しないと、と思い知らされました。

愛車サブスクリプションサービス「KINTO」。税金や保険の支払い、車両のメンテナンス等の手続きをパッケージ化した月額定額サービスだそうです。もともとはITの世界で、アプリケーションをパッケージで販売していたのを、月ごとや年ごとといった期間で契約し、利用料金を支払う方式(これがサブスクリプション)に変更したのが始まりと言われています。

ユーザーからすると、ソフトを買ったけど直ぐにバージョンアップやサポートと言った追加料金がかかってしまうところ、サブスクリプションであればこの追加料金が不要となるというメリットがあります。このサブスクリプションで当てたのがフォトショップで有名なアドビなんですね。

従来型のビジネスモデル(買い切り式)に限界

他にも、音楽の聞き放題でiTuneだとか、ネットフリックス、スポティファイ、セールスフォースなんかも代表的な成功例です。サブスクリプションと言うとき、この手のネット系のビジネスに閉じた感覚でとらえていたんですが、とうとうトヨタまでが生き残りをかけてサブスクリプションに打って出たということで、kuni的にはインパクト大でした(海外の自動車メーカーがサブスクリプション始めたというニュースは既にありましたが)。

最近の若い人は(kuniの息子たちもそうです)車欲しがりませんよね。免許を持ってない人も多くなりました。この世代は物欲がなく、いわゆるリアル・モノに興味がないようです。そう考えると確かに自動車産業も従来型のビジネスモデルでは限界が見えてきます。トヨタのKINTOも当然の戦略に見えてきました。

自動車産業もサブスクリプションで成功するのか

こと自動車ということで、このビジネスに感じる疑問が二つ。

  1. 必要な期間だけサービスを利用するとして、自宅駐車場はやはり必要なのか
  2. 免許を持っていない若年層、持っているけどペーパードライバーに訴求できるのか

この辺りの疑問を解決すべく、このビジネスモデル勉強してみたいと思います。

 

最後に、KINTOは孫悟空が乗っている金斗雲(金の字は当て字です)から名付けたそうです。「必要なときにすぐに現れ、思いのままに移動でき、環境にも優しい」をイメージして付けられたらしいです。

日本橋の景観回復のために首都高速地下化? スルガ銀行立ち退きでしょ

東京日本橋の景観を取り戻すため、首都高速の地下化が5月でしたか、決まりましたよね。しかし、3,200億円のお金をかけてまでそんなことするんですかね

1603年徳川幕府建造

日本橋は中央区の日本橋川に架かる橋で、1603年に架けられたそうです。もちろん、これまでに20回近く架け替えられていて、今ではコンクリートの橋ですが、最初は400年も前なんですね。徳川家康の天下統一といいますか、日本統一がここから始まったと言えるでしょうか。歴史の授業で習ったような気がしますが、五街道の起点になる橋です。その日本橋の景観を損ねていると言われている首都高速は1964年に開通したそうです。東京オリンピックにあわせた工事だったんですね。

東京オリンピックに向け日本は高度成長に沸き、開催後も安定成長を続けました。全国を高速道路でつなぎ、新幹線が東京ー大阪を繋ぎました。東京オリンピックのためのインフラ整備(首都高の開通)は戦後日本の成長のシンボルとも言えるんじゃないでしょうか。こうした歴史的な意義も考えれば、日本橋と首都高の2ショット、kuniはいい感じだと思いますけどね。

ちょっと画質が良くないですが、日本橋を撮ってきました。

後ろのスルガ銀行の方が問題

写真はコレド日本橋の角、日本橋交差点から日本橋方面を写したものです。首都高の高架に「日本橋」という看板がかけられています。この下、数台の車が信号待ちしているのが分かると思いますが、この辺り、手前から画面奥に向かって架かっているのが日本橋です。日本橋と首都高が交差している感じですね。

景観を損ねているのはむしろ、その後ろに不気味に建っている真っ黒い建物ではないでしょうか。あのスルガ銀行です。日本橋を渡って辿り着くのがラスボスでも出てきそうなこのビル。このところの日本橋界隈、三越や高島屋がリニューアルしましたし、室町の再開発もあって、とてもきれいな町並みになってきました。

ところが、東京駅方面から高島屋を訪れ、高島屋から日本橋方面に歩く観光客の目に飛び込んでくるのが、丁度この写真の風景なんですね。このブラックなビル、スルガ銀行に立ち退きしてもらって、墨田区から江戸東京博物館持って来るとか、リニューアルしてもらった方がよくないですか?3,200億円はかかりませんよ。

英国 エナジードリンク規制

英国が未成年者に対する「エナジードリンク」の販売禁止に動くらしいです。大量摂取による健康への悪影響に懸念が強まっているため。だそうです。そういえばお隣の韓国でも学校でのコーヒー販売を禁止する、なんてニュースもありましたね。

1リットルあたり150ミリグラム超のカフェインを含む飲料

英政府が規制対象とするのは、1リットルあたり150ミリグラム超のカフェインを含む飲料とのこと。ただし、紅茶とコーヒーは除くそうな。また、ここでの未成年者を18歳未満とするか、16歳未満とするか、については検討中らしいです。

規制対象となる飲み物を、我々の身の回りで見てみましょう。ドリップコーヒーや缶コーヒーでおよそ100~130mg、お茶や紅茶のペットボトルで50mg、コーラの500ミリリットルボトルでやはり50mg。こんな感じです。

で、本命のエナジードリンクも、ネットで調べた限りでは80mg(250ミリリットル缶)となってました。ただし、1リットルに換算すると320mgになるので、もろ規制対象になります。コーヒー、紅茶も1リットルに換算したらそれぞれ500mg、300mgということですけどね。おそらく、若い人の間では圧倒的にエナジードリンクの消費量が多いことを理由にしてるんでしょうね。

英国は紅茶の国? でしたよね

この規制、コーヒーと紅茶を除くってところがミソですね。「250ミリリットルのエナジードリンク缶にはコーラ3缶分のカフェインが含まれ、糖分も多い」、「一日に複数回飲む人は睡眠障害や頭痛、倦怠などのリスクが高い」などと英政府は言ってるそうですが、、、。

コーヒー、紅茶でも一緒じゃん。ってことです。伝統ある紅茶業界団体のロビー活動で新興勢力エナジードリンクを駆逐しようという、まぁ、日本でもよく見る光景です。当然、政治家はこれに応えて票稼ぎ。どこの国でも一緒ですな。

しかし、エナジードリンクってあまり縁がないのですが、そんなにたくさん飲めるもんなんですかね。以前、大量に飲んで死亡しちゃった事件も聞いたことはありますが。kuniは基本、かなりヘビーなコーヒー党なので、このニュース(カフェイン摂取量)についてはちょっと気になった次第です。

無人島は秘密基地

9/9 日本経済新聞の9面、特集記事です。日本には6432の無人島があるらしいです。それを島丸ごと買って無人島ライフ。まさに男の夢ですね。この記事見てどんな物件があるのか、相場は?なんて気になった方も多いんじゃないでしょうか。

アクアスタイルズ

kuniも調べてみました。記事の中でも紹介されていたアクアスタイルズさん。ホームページには「アクアスタイルズは無人島販売の国内唯一の会社です」とあり、国内の無人島として、11の物件が紹介されています。相場はというと、2,200万円から5億円まで。

kuniの出身地である山口県の物件も2,200万円で出てました。沖鍋島という島です。出身の町からもかなり近いんですね。このあたりは瀬戸内の小島(たぶん無人島も)があちこちに点在する海域で、海もとてもきれいなところです。ただ、潮の流れは結構速かったと思います。小学生のころ、この島の対岸(本州側)でサザエやアワビを素潜りで獲ったことがありまして。。。

山口県熊毛郡上関町大字長島字沖鍋島

一島丸ごとだから、そういうもんかもしれませんが、2,000万円ねぇ。これに生活するためのインフラ整備に追加で1,000万円とか平気でかかるでしょう。記事で紹介されてたお二人のように、月に2、3回訪れるなんて別荘感覚で保有するのは、相当ハードル高そうです。

経済的なハードルに加え、ロケーションのハードルもかなりのもんです。東京からこの島の対岸にある熊毛郡上関町という町まで、新幹線、山陽本線、地元のバス、と乗り継いで。6時間以上かかります。故郷にUターンして、残りの人生をここで、という選択ならアリかもしれませんね。都内にマンション買うより安くあがりそうだし。

早朝からこんなこと調べながら、男のロマン、いい妄想させていただきました。