梅毒の感染者が急増してるらしいんだが

9/14付けの日本経済新聞に、「梅毒感染者が過去最多に 9月上旬で8千人超、昨年上回る」という記事がありました。年間で感染者が1万人を超える可能性もあるとのこと。ちなみに、1999年以降で最多だった2021年の同時期と比べ1.7倍だそうです。

梅毒とは

主に性行為によって「梅毒トレポネーマ」という細菌が侵入してかかる感染症だそうです。3~6週間程度の潜伏期間を経て体にしこりや赤い発疹が出たり、発熱や倦怠(けんたい)感などの症状が現れたりします。

痛みやかゆみがほとんどなく、症状が自然に消えることもありますが、完治したわけではなく、他人にうつす可能性があるということです。昔はよく聞いた感染症ですが、いつ頃からかほとんど聞かなくなっていました。たぶん今の若い人達はほとんど知らないんじゃないでしょうかね。

なぜ今拡大?

不思議なのは何でこんな時期に梅毒の感染が拡大するのかということ。めっきり鳴りを潜めていた梅毒が、明らかに感染拡大し始めたのは2015年辺りから。新型コロナの感染拡大を受けて2019年、20年は減少に転じましたが、昨年は3割増、今年はそれ以上に増加ということになりそうです。

まだまだコロナの影響で風俗店なんかも顧客は戻ってないだろうに、なぜ一気に拡大し始めたんでしょうね。昔は風俗が感染を拡大していたんだろうけど、今は風俗店じゃないってことだよね。記事では20代の女性の感染が多いことを指摘しており、「SNS(交流サイト)を通じての性行為で感染」なんてのも紹介していました。

風俗の玄人ではなく、素人の若い女性が感染源となると、こりゃかなりマズいことになりそうです。コロナの次は梅毒ですか。やれやれですな。

手強いぞ 認知症(その7)

またまた昨晩も母親と口論に。っていうか、ほぼ毎日なんだけど。いつものようにああ言えばこう言うって感じ。ちょっと機嫌が悪くなると、「タバコは体に悪いからやめろ」とか、「酒は体に悪いからやめろ」みたいなご指導。こっちとしては「あんたに指導受けるために帰ってきたんじゃねーんだよ」って感じ。

もう東京に帰れ

こうした口論になると、必ず行きつくのが、「あんたにも家庭があるだろうから、もう東京に帰りなさい。」ってヤツ。おそらく全然そんなつもりはないくせに勢いで言ってるんだけどね。この日も、「たばこや酒であんたまで倒れてしまったら二人で死ぬことになる」という売り言葉に、「あんたと居ることで、もうすでにストレスで倒れそうだよ」というkuniの買い言葉で戦闘開始。

認知症だからこそ

とまぁ、毎日が戦争。やり合った後には「認知症の親に対して言いすぎたかな」、などと反省しております。ただ面白いことに、いくら雰囲気悪くなっても翌朝にはケロッとして普通に話しかけてくるんですよね。

最初の頃は親の方も言い過ぎたことを反省してるのかと思ってたんですが、どうやらこれも認知症のせい。というか認知症のおかげのような気がしてきました。おそらく昨晩の言い合いや、非常に重たい空気のことを、上手い具合に忘れてしまってるんじゃないかと。これについてはもう少し観察してみます。

そういえば、市役所から要介護認定の申請結果が届きました。kuniは「要支援1」または「要支援2」辺りを予想していましたが、認定結果は「要介護1」。予想より介護の必要性が高いとの判断です。ん~、これ以上悪化させるわけにはいかないなぁ。

空き家問題

9/4付けの日本経済新聞に、「家余り1000万戸時代へ 活用か解体か 『住宅リストラ』待ったなし」という記事がありました。総務省の調査によると、2018年時点で空き家は849万戸あったんだそう。たしかに、都内でも空き家増えてきましたもんね。

日本の世帯数

少子化についてはよく言われていて、日本の人口は既に減少し始めていますが、世帯数で見ると実は現在まで増え続けていたんですね。人口は減っても、長寿化や生涯未婚率の上昇から一人暮らしが広がったためだそうです。その増加を続けていた世帯数も2023年から減少に転じるということです。そのため、家余りが一気に進むというわけ。

空き家の何が悪い

ここで一旦整理。空き家の何が悪いのか。直接的には老朽化による倒壊、景観の悪化などで周辺住民が被害を被る、なんてことが考えられますよね。二次的には放火等の対象にされたり、犯罪者等が紛れ込むなどの周辺地域の治安の悪化なども考えられます。

空き家の定義は?

日経の記事では明らかにされていませんでしたが、総務省が調査している「空き家」には、賃貸物件の入居者募集中の賃貸住宅や、通常は住んでいない別荘なんかも含まれている(半分近く)というのを聞いたことがあります。これらには先ほど書いた問題は無関係ですね。

メディアも空き家問題を煽るなら、何ら管理されていなくて危険な空き家と、一時的に人が住んでいない空き家をちゃんと区別して書くべきですね。数字を示して具体的に書いているように見えて、実は定義があいまいなため、なんだか騙されてる感の強い記事。新聞あるあるです。

海水魚の陸上養殖

8/26付けの日本経済新聞に、「海水魚養殖 市街地で 東京海洋大、小型の浄化システム」という記事がありました。従来に比べて小型かつメンテナンスが容易なのが特徴で、場所を選ばず市街地のビルでも養殖が可能になるんだそうです。

市街地のビル

陸上養殖のネックになってきたのが、水槽の海水のメンテナンス(水替えなど)なんだそうです。これを解決したのが新たな水循環システムで、海水を外に排出しない、閉鎖循環式の装置。装置を支えるのが、東京海洋大学が特許を取得した「好気的脱窒」という技術だそう。

従来の技術(嫌気的脱窒)に比べ、装置は1/3ほどのサイズで済み、メンテナンスも簡単で専門的な技術も不要とのこと。難しい技術的な話はともかく、海の近くでなくても、プロの料理人が高評価する魚の養殖が可能となっています。

気候変動の影響等で海流や海水温の変化が発生し、これまで獲れていた魚が獲れなくなってきた、なんて時代ですし、海上での養殖は自然災害の影響も受けちゃいます。この陸上養殖の新技術、大いに活用して産業化してほしいものです。

地方でこそ

記事では街の真ん中の雑居ビルでも養殖出来ることに着目していましたが、地方にはほったらかしの地面がたっぷりありますよ。空き家問題どころではありません。廃屋問題です。人間よりも野良猫の方が多いんじゃない?kuniが今いるところはそんなところです。

いくらでもスペースありますので、陸上養殖にはもってこい。町興しの一環で誘致してみればどうかなと思います。まだ研究途上の魚種がほとんどだそうですが、これも時間の問題でしょう。陸上養殖、、、かなり期待しています。

手強いぞ 認知症(その6)

毎日のように認知症的な症状に接し、うんざりしております。一度しか経験していないのにびっくりするほど刷り込まれている記憶がある一方で、何度言ってもまったく記憶されないことがたくさん。この差は一体何なんでしょうね。こんなふうにすればしっかり記憶してくれる、、、みたいな伝え方のコツみたいなものってあるんだろうか。

液体洗剤と粉末洗剤

昨日面白いことがありました。認知症の母いわく、「液体洗剤に比べると粉末の洗剤は洗濯物が固くなってしまうのでダメだ」、ということらしい。よほど気に入らなかったようで、これを何度も聞かされています。先月辺りまでは液体洗剤を使ってたらしいです。

kuniとしては、洗濯物の仕上がりが固くなってしまうのが、「液体と粉末」の違いに由来しているものなのかを知りたくて、具体的な商品名を訊ねます。すると、「商品名は分からない」ということらしい。

たまたま今月から使い始めた粉末の洗剤の性能が悪かっただけで、粉末か液体かの違いではないんじゃないか?と言ってみたんですが、受け付けません。粉末洗剤はダメで、液体洗剤が優れているという彼女の頭の中は変えられないようです。

あくまで商品Aと商品Bの性能比較でしかないんですが、彼女の頭の中では商品Aの水に溶かす前の形態(粉末)と商品Bの形態(液体)の比較に置き換わってるんですね。自分の経験したことの一側面を捉えて、妙な思い込みをもち、自分の中ではそれが正しいこととして認識してしまっている。こういうの多いんですよ。

認知症の人のこの間違った思い込みって、正すのが大変です。昨日は洗剤をめぐるやりとりでしたが、他にもこういう思い込みをたくさん聞かされているような気がします。「いや、それってそういうことじゃなくてね、、、」この手の話題はほぼ聞き入れてくれません。やれやれ。