みずほ証券 インサイダー取引で強制調査

証券取引等監視委員会は不正取引があったとして、みずほ証券社員らの関係先を金融商品取引法違反(インサイダー取引)容疑で強制調査に入ったとのこと。同社は「一部報道について」を公表し、強制調査を受けていることを認めています。

日経の報道によると、当該社員は投資銀行部門に所属しているようです。同部門は顧客企業などに対して、債券や株式による資金調達や経営戦略に関わるM&A(合併・買収)の助言などのサービスを提供しています。このてのケース、おそらくM&A絡みの情報をもとにしたインサイダー取引でしょう。

銀行系証券は中枢に、証券に関する法律に疎い元銀行員がうじゃうじゃいます。中でも投資銀行部門は元銀行員が多い。不法行為の巣窟と言える部門です。

報道ではみずほ証券のことを「関係先として調査」と表現しているので、証券社員が直接インサイダー取引を行ったケースに加え、情報を提供した側として調査を受けている可能性もありそうです。

今年に入って既に三田証券でもインサイダー取引が発覚しています。証券会社のガバナンス、緩々だね。業績が好調になってくるとガバナナンスやコンプライアンス緩くなっていく。以前からよく見てきた光景です。

ソニーフィナンシャルグループの親会社ソニーグループ株まで下げが止まらない

ソニーフィナンシャルグループ株がまだ下げ続けています。こういう下げを見せられていると、ついついやっぱりソニー生命でも・・・って考えちゃいます。それどころか、総本山であるソニーグループ株式までが下げ続けてるのも気になります。

ソニーグループ株式会社(上場企業)の100%子会社がソニーフィナンシャルグループ(上場企業)。そのまた100%子会社がソニー生命(非上場企業)です。ただし、ソニー生命に対する疑心暗鬼がソニーグループ株式の足を引っ張っているわけではありません。

下げの原因はメモリー価格の高騰だと言われています。メモリー価格の高騰でゲーム機(プレイステーション)の値上げを迫られることに伴う需要減懸念や、次世代機の販売戦略にも負の影響を及ぼすのではないかとの憶測で下げており、ここにきて個人投資家の損切りがこれを加速させていると。任天堂(Switch2)の下げもおそらく同じ理由でしょう。

ソニーグループは2/5に2025年10〜12月期の業績を発表する予定です。そこでメモリー価格の高騰の影響度合いや今後の見通しが説明されるまで、投資家は手を出せない・・・という展開が続きそうです。映画、音楽などのコンテンツビジネス、イメージセンサーなどの半導体デバイス事業も好調のようで、ここまで売られる株だとは思わないけど。

リンカーズ株式会社 社長逮捕で株価急騰?

不同意わいせつの疑いで社長が逮捕されたリンカーズ株式会社。開示翌日の前場になんと株価は急騰。前日終値188円の株が9時半過ぎには230円(42円高)まで買われていました。なんと22%もの上昇です。

相場の世界では突拍子もない、理解不能な急騰や急落が起きることはまぁ、あるにはあるんですが、この株の急騰には驚きました。出来高もかなり急増していますから、証券口座の乗っ取り詐欺による買い煽りによる急騰ってのはなさそうな感じ。

メチャ売られるだろうとみていたら、5円安で意外にあっさり値が付き、反騰し始めたもんだから空売りしていた向きが焦って買い戻しに・・・。その買い方の動きを見ていて、ひょっとして裏に何かあるのか?みたいな感じで提灯をつける投資家が一気に増加。そんな感じでしょうかね。

高値を付けた後は反落に転じ、結局のところは、164円(前日比24円安)で大引けを迎えました。まさにジェットコースター相場。200円台とかで提灯つけた人はえらいこっちゃ、ですね。

米国で「予測市場」が大人気だそうで

予測市場とは、米大統領選の勝者から歌姫の結婚時期まで、様々なテーマの結果に賭ける市場のこと。週間取引額は11月に37億ドル(約5700億円)近くと、年初からおよそ7倍に膨らんでるんだそう。

予測市場は通常の賭博と区別され、先物市場のように結果予想を売買する。2024年の大統領選や米人気歌手テイラー・スウィフトさんの結婚時期や映画などでどの作品が賞を受けるかといった幅広いトピックについて「Yes」か「No」の二者択一で結果を予想し取引します。

ある映画作品のアカデミー賞の受賞確率が足元で60%だとすると、受賞に賭ける場合、受賞確率に沿って1口当たり60セント支払う。この取引を、受賞を逃すことに賭ける利用者の40セントの取引と突き合わせる。予測が的中した方が1ドルを受け取り、外れた場合はゼロとなる。と、こんな仕組みらしい。

この取引が株式市場や先物取引と同列で行われ、証券取引所が大手に出資したり、自らプラットホームを作ろうとしているそうです。今後数年で株式市場に並ぶ市場になるとの考えを示した専門家もいるらしい。

賭博か否かの境界線が曖昧との意見もあるそうですが、これは正直賭博でしょ・・・と考えるのがkuniのような昭和の男。意外にこの市場、化けるのかもね。

火中の栗 アスクルを1,400円割れで買ってみた

ランサムウェア被害で大変なことになっているアスクル株式を1,400円割れで買ってみました。相場の格言に「事故は買い 事件は売り」というのがあります。事故のような一時的な問題は買いのチャンス、一方で企業の不祥事などの事件は売りという格言なんですが・・・

サイバーセキュリティに対する対応が不十分だったかもしれないアスクルのこの事例、さて事故とみるべきか、事件とみるべきか。ビミョーですね。当ブログではこうしたサイバーセキュリティ上の被害を数多く取り上げてきましたが、ほとんどのケースで被害を受けたその後は業績を回復し、株価もその当時を底値圏として回復を見せています。

という分析をもとに、今回試しに買ってみたというものです。ランサムウェア被害を公表して株価は急落。その影響で決算書類の開示を延期するという、いわゆる二番底を形成しそうなタイミングでの買い付けとなります。

運輸、物流業界は働き方改革の影響で業績は芳しくなく、株価は中長期的に下落基調。そんな中でのランサムウェア被害。このあと高市政権下で働き方改革の見直しが進むかどうか、という投資環境です。さてさて、投資の成果はいかがなものになるんでしょうか。